忘れないうちに最近見た展覧会の中からいくつかピックアップ
かなり良かった。まず世界中旅してるという単純なことに感動できるし。そこに見出してる意味性とかも良いと思ったし。展示の仕方も良かった。全体的にやってることに意味がある感じですごく共感を持てた。小屋の使い方なんかは奈良美智以降な感じも感じた。最後のタイムラインという展示は普通に感動した。
こちらも見た。意外と絵がフラットで驚いた。下絵なんかも展示してあったのだけど、グリッドを作ってて結構緻密というか、デザイン的なんだなと。考えてみれば、建築と絵を合わせなきゃいけないので当たり前なのかもしれないけど。こういう分野に疎いせいもあるだろうけど、結構、意外でした。面白かった。
すごい良かった。特に1階の新作。過不足ない感じで、バチッと決まってて、すごいクオリティが高かった。
見た。60年代のネットペインティングが一番見たかったんだけど、やっぱり、そこが一番好き。しかも、白の方が好み。ミニマルなんだけど、パッションがすごい感じられて、ロスコとかと共通するものがあるなと思ったし。近くで見ると激しく、遠くから見ると静謐という意味では、等伯の松林図屏風なんかも想起させた。こうして一枚だけでなく、集まるとまた面白みが違うなと思う部分もあり。90年代のペインティングもかなり好きだった(特にかぼちゃの)。鏡の展示も良かった。近作は立体の方が好きかも。ていうか、立体の方が良いというのは、割と最近の作家に多く共通する傾向のような気もしている。
見る前から良いだろうということは分かっていて、実際に良かったという素晴らしい展覧会。しかし、でかいポスターで見るとやはり迫力があり、しかも、原画もあった。当時の展示風景の写真なんかがあるのも良いし。さすがの良さだった。当然、図録も買った。