レビューとメモ

グンマー(館林中心。たまに栃木)でイラストレーター(というか、デザイナー)を細々とやってる永本の一言レビューとかメモとか覚え書きのようなものです。

展覧会の感想

turner2018.com

 

巨匠中の巨匠だけど、日本ではあまり話題に上がらない気がするけど、人が結構いて、意外と人気なんだなと思った。もちろん、画材のターナーやイギリスのターナー賞で有名なので、一度、しっかり見てみたくなる作家ではあるけど(というわけで、自分も取り立てて好きなわけではなかったけど、後学のために行った)。

 

絵は抜群に良いものもあった。とにかく絵が巧い。しかし、今となっては西洋風の喫茶店とかに普通にあったら、風景に溶け込む感じの絵だなーと思うものも多い。まあ、それが一番の「凄さ」なんだけども。

 

会場外でも売っていたが、レプリカも大量に出回っているのもあるのだろう。版画は、昔、自分でも買えるぐらいの値段で売ってて、買おうか迷った記憶がある(朧げだし。結局、買ってないので、本物かレプリカかは今となっては分からないけど)。

 

今回のようにちゃんと見る機会というのは、結構、重要だなと思った。

 

本画は、というか、油彩画は少ないので、元々それはそういう活動をしていた部分もあるのだろうけど、もうちょっと大作が見たいなってなる部分もなくはなかった。

 

メインが水彩と版画の作家なので、イラストレーター的な要素も強く、今に至るまで、ハリウッドの背景美術とかにも影響を与えているような気もする。構図がかっこいい。しかし、功績的には美術史の中にカッチリ位置付いているのがターナーの凄いところで、印象派抽象絵画の先駆けという部分も大きいのだろう。知れば知るほど、絵画の歴史における意味が強いし。大作家だなと感じる。

 

そして、今となっても「絵画」の一番良質なイメージというのは「これ」なんじゃないか?という絶妙な立ち位置を感じた。

 

 

 

1805_山口藍展「今と古ゝに」 – MIZUMA ART GALLERY / ミヅマアートギャラリーMizuma-official

 

 見てきた。小品が多い印象だが、刺激になった。個人的に陶器が良いなと思った。絵は特に奥側のものがよかった。

 

 

genkosha.pictures

 

川を挟んで、ミヅマと同じ市ヶ谷駅周辺での展示。自分の絵も展示されてるので、よかったら。イラストレーションの由緒正しき賞という事で、面白いと思います。

 

ワンコイン勉強会(群馬県太田市エールクリエイティブ)

 

 毎月第1・第3水曜日に群馬県太田市のコワーキグスペース「エールクリエイティブ」にて、ワンコイン勉強会というのをやっています。

 

 明日18日は「絵の読み方」でやりますので、ご興味ある方は良かったら。

 

 詳しくは以下のページで

 

pop-life-works.com

 

 

 

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展覧会の感想

 

ルドンー秘密の花園|三菱一号館美術館(東京・丸の内)

 

 かなり良かった。この美術館、行った事あると思ってたが、初めてだったらしく、中庭とかも含めて、かなり良かった。

 

 グラン・ブーケのライティングが演出過剰な気もしたし。そもそも部屋全体を再現する完全体で見たかった気もするが、色々としょうがないのだろう。

 

 しかし、それにしても、良い絵が多かった。印象的には、こないだの印象派展より良かったかもしれない。なかなか、日本でこのクラスの絵を見られる機会は無いのでは。

 

 

www.3331.jp

 

版画じゃなくて板の方を展示してあるのだが、すごいなと思った。めっちゃよかった。やはり、この作家は日本でトップクラスだなと再認識。

 

 

www.3331.jp

 

 こちらも見た。宣材写真を見ても思うけど、意外と実物よりイラストレーションとして良いのかなと思うところもある。もちろん、実物じゃなきゃ味わえない感覚も大きいけど、時代感が出てるのでポップさがすごいある。人間を素材に使うという意味では破滅ラウンジっぽさもあったかも。もっと色々な作品を見てみたいところ。

 

 

第18回写真「1_WALL」展|展覧会・イベント | ガーディアン・ガーデン

 

 写真の方も見てきた。写真はあまり分からないのだけど、個人的には、影山あやのさんのがエモくてよかった。あと、ロヒンギャのは展示が見にくいなと思って、何でこういう展示に?と思ったら、裏のメッセージに気づいて、おおっとなった。

 

 

五人展 太田丈晴/北村人/信濃八太郎/得地直美/山下アキ|イラストノート ON THE WEB

 

 知り合いも出してるので見てきた。非常にイラストレーションらしいイラストレーションで王道って感じがした。五人で長く続けてるのも良いなと思う。

 

 

展覧会の感想

 

水戸芸術館|美術|ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて

 

 

 最初の展示の物語のつくり方が面白かった。全体的にビデオ多めで、ICCとかを思い起こす感じ。

 

 

Mike Kelley, Day is donw, マイク・ケリー、デイ・イズ・ダン、watari-um, exhibition

 

 こちらも物語のつくり方が面白かった。さらにビデオの多い展示。というか、ほとんどビデオ。会場、若干、手狭なのかなと感じるものの、展示内容が非常によくて感銘を受けた。

 

 

www.tnm.jp

 

 桜が咲いてたので混んでた。庭園も初めて見た。鳥居清長の絵は鮮やかだった。

 

 

展覧会の感想

 

www.buehrle2018.jp

 

 セザンヌの「赤いチョッキの少年」が来てるという事を知って、居ても立っても居られなくなり行ってみた。

 

 のっけからアングルの良作があって大興奮だったけど、全体を通すと、それなりの内容という感じ。個人のコレクションとしては凄すぎだけど。

 

 とはいえ、一個一個を見ると、宣伝でも推してるルノワールの「可愛いイレーヌ」とか、セザンヌの「赤いチョッキの少年」とか、モネの睡蓮のデカイのとか、マジで凄すぎ。部屋から立ち去りがたいレベル。モネの睡蓮は日本にあるの見てもピンと来るものが少なかったけど、今回のはマジで凄いやんってなった。

 

 ルノワールセザンヌは他の絵も良かったけど、やっぱり、なんだかんだ言っても、代表作となるとモデルも重要なのかなーとは思った。まあ、色の置き所とかも素晴らしいんだけど。

 

 他にも、ゴッホとか、ピカソとか、ブラックとか、ドランの絵もかなり良いのが来てたり。あと、何気にロートレックの絵が良かった。

 

 展覧会、これから混みそうな気もするけど、今のところ、まあまあ空いてて、絵の間のスペースも十分取られてたので、じっくり見られたのも良かった。昔は印象派が一番混んでたような気がしないでもないけど、結構、時代が変わってきた感がなくもなく。

 

 まあ、自分も最近あんまり印象派見なくなってきていて、今回もセザンヌ無かったら、見なかったんだろうけど。しかし、モネもルノワールも、ちゃんとしてるのはちゃんと良いなーと再認識。

 

 

www.mori.art.museum

 

 そんなにピンと来てるわけじゃないんだけど、見に行っておくべきだろうなーと思って見に行ったら、やはり、見に行っておくべき面白い内容だった。為になった。だた、思った通り、そんなにピンとは来なかった。ポスターの作品は実物見たら、否応なく、おお!となったけど。

 

 

 

www.wako-art.jp

 

ミリアム・カーンの写真を見た。ドローイングも少しあった。そこまで詳しくないので、やはり、ドローイングの方に惹かれた。

 

 

 

gallery-kaikaikiki.com

 

 そんなに知らずに行ったのだけど、ファッションに疎いので、なかなか感想が難しい。というのは、良かったという事なんだけど。

 

 

d.hatena.ne.jp

 

 パレットクラブの卒業制作展。今日が初日という事で見てきた。今のイラストは、こんな感じかーと参考に。25日までらしい。

 

 

展覧会の感想

 

 

第18回グラフィック「1_WALL」 | 1_WALL | コンペティション | ガーディアン・ガーデン

 


見てきた。刺激があった。審査会行けなかったので、動画結構がっつり見てしまった。

 

モニョチタポミチさんは、ご近所の桐生で見た時も良いなと思ったけど、今回の方が良くなってたので、今後も楽しみ。桐生は街も面白いし。定期的に良い作家を輩出してるので、面白い伝統があるなと思う。大川美術館があるのも大きいのかも。

 

 

rcc.recruit.co.jp


こちらも見た。こんなキャンバスにかっちり描いてたのか!と驚いた。知らなかった。面白かった。



www.sjnk-museum.org


主にセザンヌの絵を目当てに行ってるからなのだけど、何気にこの賞、何回も見ている気がする。応募要項とかを知らないけど、今回はペインタリーな作品が多い印象だった。というか、あんまりマテリアルに凝った作品とかが無かった。 



http://hokusai-museum.jp/modules/Exhibition/


BiSのライブを見に行ったついでに、時間が余ったので、すみだ北斎美術館に初めて行ってみた。建物がSANAAらしい。入り口がどこかよくわからない今っぽい作り。

 

中の展示は、丁度、美人画とかを調べてたところなので普通に勉強になった。そして、北斎なので、ほとんどが良い絵ですごい。常設は展示というより資料館っぽい作り。小さいけど、図書館もあるし。勉強するには良い施設かも。

 

 

 

展覧会の感想

 

 

www.perrotin.com

 

 普通に良い絵だった。面白かった。

 

 

art-view.roppongihills.com

 

 ふらっと入ったら、かなり良かった。今後が楽しみな感じの絵だった。

 

 

gallery-kaikaikiki.com

 

 奈良美智のドローイング。神のように素晴らしかった。ずっといたくなるような極上の空間。ドローイングもさることながら展示構成も素晴らしかった。

 

 

www.dnp.co.jp

 

面白かった。こうやって一覧になると面白い。持ってる本も幾つかあったり。装丁って良いなーと思った。

 

 

グラフィズム断章:もうひとつのデザイン史|展覧会・イベント | クリエイションギャラリーG8

 

面白かった。勉強になった。自分もグラフィックデザイナーとして、もうちょっと意識高くやってみようと思った。

 

 

 

会田誠展 GROUND NO PLAN|公益財団法人 大林財団

 

 

内容あまり知らずに行ったけど、展示というか、アイデアみたいな感じ?こういう構想を練るのもアートと言えば、アートなのかも。なるほど!と思う事が多かった。突拍子も無いようで、結構、実現して欲しいかもと思う事が多く、目から鱗だった。展示は個室感があるような気がするけど、構想としてはスケールが大きい感じ。面白かった。