レビューとメモ

見た展示や動画などの一言レビューとかメモとか覚え書きのようなものです。

展覧会の感想

 

開催中の展覧会 | DIC川村記念美術館

 

ブリジット・ライリー、ようやく見た。

 

結構、日本の美術館が持ってるんだなーと思ったけど、意外と見た記憶が薄い。いわきは行ったことないから当たり前だけど、何度か前を通った事はあるので、今度入ってみようかなと思った(今は当然、貸し出し中でアレだけども)

 

しかし、思ってた以上に、ゆらぐのでびっくり。そして、その視覚効果にも増して、配色の綺麗なこと綺麗なこと。一線級の美術だなと思った。

 

 

okawamuseum.jp

 

現在、模写展が開催中。大川美術館にしては珍しくカッチリした企画展だが、面白かった。なるほど、昔はこうだったのかなーと思いを馳せることが出来たり。

 

常設も、新収蔵らしい木村壮八の「朝顔」が非常に良かった。

 

もちろん、松本竣介とか、オノサトトシノブとか、良い作品が他にもいっぱい。

 

しかし、こちらの松本竣介川村記念美術館のロスコは、年一ぐらいで見たくなって見てる気がする。いつ見ても良い。

 

 

モニョチタポミチとウブブンの大自慢大会展 - PENSEE GALLERY - 桐生市にある貸しスペース兼アトリエ

 

 

こちらも見てきたけど、面白かった。地元でこれだけの展覧会を見る機会はあんまり無い気がする。後期展示が9/1、9/2にあるらしいので、興味ある方は。

 

 

展覧会の感想

 

www.asahi.com

 

原画素晴らしかった。うっとり。夏休み中ということもあってか、すごい混んでた。

 

 

www.dnp.co.jp

 

面白かった。インスタレーション新鮮だが、やはり、原画にうっとり。こちらは空いてた。

 

 

michelangelo2018.jp

 

ミケランジェロの作品が来るとか凄そうな感じがするけど、割と空いてた。まあ分かるけど。

 

内容は面白かった。ミケランジェロもすごいが、古代すげーなという感じ。ラオコーンのレプリカもあった。その後の常設でロダンをたっぷり見られるのも良い。

 

ていうか、常設にリヒター展示中で、それもよかった。

 

7/ 16(月・祝) 第9回「メディアアートについて」(永本)

 PICの話を受けて、その展開例みたいな意味でメディアアートについて勉強した。

 

【概要】

 ナムジュンパイクあたりからのビデオアート、インタラクティブアート、キネティックアートなどの説明をした上で、作品紹介などをした。最終的には、チームラボやライゾマティクスの話なども。

 

【感想】

疎い分野をあえてやった感じなので、いろいろな作家の紹介にとどまった感じだけど、いろいろと興味は持てた。メディアアートは、可能性のある分野だと思うので、実践の面でも何か出来ないかなとちょっと考えたり。

 

 

pop-life-works.com

 

 

プラチナがつながっている

 今年も上半期が終わりということで、何となく気になったアイドル動画を貼ってみる。メモ的に。

 


DiPROMiSE / BiS 新生アイドル研究会[OFFiCiAL ViDEO]

 


GANG PARADE「GANG 2」MUSIC VIDEO

 


BiSH / Life is beautiful [TO THE END @ 横浜アリーナ]

 

 上の3つが個人的な上半期ベスト3。今年は世間同様、WACK関連にかなりハマった。EMPiREも良かったし。

 

 


EMPiRE / Black to the dreamlight [OFFiCiAL ViDEO]

 

 WACK以外では、復活のでんぱ組.incも良かった。

 


でんぱ組.inc「ギラメタスでんぱスターズ」LIVE Movie(2017.12.30 at 大阪城ホール)

 


でんぱ組.inc「おやすみポラリスさよならパラレルワールド」MV

 

 上のライヴは正確には昨年のだけど、BiSも、でんぱ組.incも結構、ステージが演劇調だなーと今更なんとなく思った。

 

 

 そして、ディアステとWACKは、ある種、ハロプロ的なものとして確立されてきたなーとも思った。

 

 ハロプロ関連では、鈴木愛理ソロも目立ったところだった。

 


鈴木愛理『DISTANCE』(Airi Suzuki[DISTANCE])(Promotion Edit)

 


鈴木愛理×赤い公園『光の方へ』(Airi Suzuki × AKAIKOEN [To the light])(Promotion Edit)

 

 全体的にダンスサイドの方が良いのかなと思っていたが、ロックサイドの方が素が出てるというか、アイドル感もあって良いのかなとも思った。

 

 ソロといえば、これも良かった。

 


伊藤万理華 『はじまりか、』

 

 何の気無しに見たら、感動した。

 

 眉村ちあきとかも良かったし。割とソロが良かった上半期でもあった。

 


眉村ちあき「東京留守番電話ップ」

 

 ちなみに、この記事のタイトル「プラチナがつながっている」というのは、WACKメンバーのインタビューを読んでたら、結構、プラチナ期の名前が出ているところから、何となくつけてみた。もうあれから10年以上経つのに、未だに根強いなーと思いつつ。

 

 そして、当のモーニング娘。の「Are you Happy?」も良かった。

 


モーニング娘。'18『Are you Happy?』(Morning Musume。'18[Are you Happy?])(Promotion Edit)

 

 プラチナ的なエモは、もはや、モーニング娘。には無い気がするが、それはそれで逆に先に進んでるんだなーという感じもあって、良いと思う。

 

 あと、乃木坂のシンクロニシティも個人的には良かった。

 


乃木坂46 『シンクロニシティ』

 

 他にも、色々あったけど、キリが無いので、この辺で。

 

 アイドル界、そんなにプレイヤーが変わってるわけでは無いけど、動きが変わってきたというか、何となく、今年は、ターニングポイントとなる年な気もする。

 

6/ 20(水) 第8回「PIC(ピック)について」(川島)

 

【概要】

PICというマイクロチップについての勉強。ピックがどういうものか説明した上で、どう動かすか?とか。プログラムも含めて、細かく説明してくれた。

 

【感想】

実技的な面もあり、思いのほか、楽しかった。この後、いろいろなアイデアが浮かんで、かなり勉強になった。

 

 

pop-life-works.com

展覧会の感想

 

www.moma.pref.kanagawa.jp

 

 

 滑り込みで行ってきた。物量が多いわけではないけど、すばらしい内容。堪能した。組み合わせの妙だったり、センスのよさ。グラフィックデザイン的にも参考になる。

 

 

artexhibition.jp

 

 テートの巡回展だけあって、すごい良質なコレクションだった。ここ最近見た展覧会の中でも一番粒ぞろいだったかもしれない。

 

 ヌードというと、ルネサンスのイメージがあったが、テートなのでイギリス美術中心で、19世紀ぐらいから始まり、最近の絵も多い感じ。特にジョン・カリンは、実物見たかったけど、今まで見る機会なくて、今回初めて見た気がするけど、すごいよかった。

 

 全体の中でいうと、ボナールの絵が抜群に良かった印象。マチスの裸婦像の彫刻も初めて見た気がするけど、飾られてるものと比較すると、絵より圧倒的に良いのではないかと思った。ジャコメッティの像も素晴らしかったし。バーバラ・ヘップワースの像も素晴らしかった。もちろん、今回の展覧会の売りのロダンの接吻もよかった。

 

 全体的に言うと、彫刻がよかった気もするが、もちろん、油彩画の良いものも多い。素描も結構あって、それもよかった。ターナーのスケッチとか、ベーコンのスケッチとか、貴重なものを見られた。

 

 内容的にもヌードの変遷が体感的に入ってくる感じなのだけど、最終的に現代の方はテーマ性が高く、重たい内容というか、心に直接訴えかけるようなものが多いのが印象的だった。美術というものそのものが変わったんだなーという事を感じさせるような構成というか、もう戻れないのだとしても、どちらが良いのか考えさせられる内容だった。

 

6/ 6(水) 第7回「地域アートについて」(永本)

 

 前回のイベント編の一形態として、地域アートについて勉強した。

 

【概要】

地域アートがどのように成り立ってるか?が主。「地域アート」という言葉が藤田直哉さんの著書にルーツがあるらしいという事で、その本の内容にも触れて、前衛の話などもした。

 

というより、もはや、地域アートこそが日本の美術の本流みたいな面もあるのではないか?という事で、途中から日本の戦後美術史の話のようになった。

 

また、地域アートの話という事で、当然、北川フラムさん関連の話が多くなるのだけど、自分が谷川晃一さんのファンという事もあり、地域アートのルーツ的なものの一つとして、伊豆高原アートフェスティバルの話などもした(行った事ないのですが)。

 

【感想】

実体験で語れる部分もあったけど、相対的に言うと割と自分が疎い分野だった事もあり、勉強不足が際立った感も。実際、あまりアートフェスティバルとか行かないので、これを機に逆に興味を持った部分もありつつ。

 

pop-life-works.com