http://www.nact.jp/exhibition_special/2013/gursky/
面白かった。☆☆☆☆
写真なんだけど、絵画のような感じでヘンな感じだった。
色の深みとか、構図とか見所がいっぱいある。
配色とか絶妙で、特にライン川の写真は思いつきそうで思いつかんよなーという感じもした。色がちょっと違うだけでダメなんだろうなーとか。
あと、コンピューター上でかなり補正かけてるらしいけど、そのへんも写真というジャンルに捕らわれてない感じで自由で良いなーと思った。このへん「現代アート」というジャンルがあってこそなのかも。やっぱり、現代アート、好きだなーと思った。
もともと抽象表現主義の絵画が好きなので、その延長上に新しいものが出て来てるんだなーと今更ながらに思ったり。そんなに新しい作家ではないと思うけど。
作品的には、「オーシャン」が凄いなーと思った。深みも凄いし。そもそも衛星写真を使って、自分で撮ってないみたいなんで、そういう匿名性というか、良い作品が出来れば何でもアリのマシーン感がちょっとあるような気はする。
あと、写真の表面をつやつやさせてるせいもあり、絵に自分たちが映り込むのも面白いし。作品と作家が切り離されてるような感じもした。