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レビューとメモ

グンマー(館林中心。たまに栃木)でイラストレーター(というか、デザイナー)を細々とやってる永本の一言レビューとかメモとか覚え書きのようなものです。

アンセルムライラのこと

こないだ行ったkaikaikikigalleryで買ったアンセルムライラのカタログが届いた。その時の個展のものではなく、AEKEN MUSEUM OF MODERN ARTのもの。

 

http://www.arken.dk/content/us/art/exhibitions/anselm_reyle

 

 

このカタログを見てもそうなのだが、見なくてもそうなのだが、こないだの展覧会のことが忘れられなくて、結構、寝ても覚めてもアンセルムライラの事ばかり考えてしまう。

 

こないだの感想

http://alta.hatenablog.com/entry/2013/10/15/202034

 

 

その時の評価が☆3つだったので、見て、ものすごく感動したわけではないのだが、考えるにつけ、これが最新系というか、いまの絵に関する主題って、こういうものだよなーという感じがしないでもなく、そのへんで引っかかる。単純には、マテリアルの使い方とか。あと、制作姿勢とか。

 

 

願わくば、どういうものだったか、もう一回見たい気もするが、そういう環境もないのも日本の現状だなーとも思ったり、「現代美術」に関しては、「現代」である事に重きを置いてる時点でアーカイヴスの弱い日本では、やはり不利なのだろうなーという気にはなってくる。カイカイキキギャラリーが無かったら、こういう作家の実物を知りもしないで終わるのだなーとかも思うし(海外に行けば良いだけではあるが、情報が無いとそこまでの情熱も湧かないし)。まあ、カイカイキキギャラリーとか、いろいろ今はあるのだけれど。

 

 

自分は現代美術家ではないので、現代美術的な絵の主題に関して、どうでもいいといえば、どうでもいいのだが、こういうのも、そのうち一般的な文化の流れに流入してくるのだろうし。昨日、紹介した大川栄二さんの本での話も踏まえつつ、「ART」という言葉を曖昧にしてしまうと、逆に、ちゃんとしたものが上手く流通しないのかなとか思わなくも無い気はする。まあ、自分も娯楽っぽいのを「アート」と称してイベントをやったりしたけれど(その反省も踏まえつつ。しかし、日本では、そうするより無いとも思うが)。