独特の造形美 ☆
ファイブスター物語の熱烈ファンなので劇場で見たが、かなり特異な映画だと思った。
何か全体のタイム感が違うというか、それはファイブスター物語が既存のマンガと何か違うのと似たものだと思うが。
その意味では、この作品は(この作品も)作者の独自な美学をストレートに創っているものとも言え、かなりアート的な作品であるのは間違い無い。
その卓越した造形センスも大きな見所。ところどころ、おお!となるような飛躍があり、なかなか既存の価値観では測りにくい映画とはなっている。
そんなに面白かった記憶は無いが、また見たいと思わせる記憶は随所にある。