先入観により価格について勘違いしてる事がたまにある。
例えば、珈琲だ。なんとなくインスタントコーヒーの方が豆を挽くより安い気がしてたけど、計算してみるとそんなに変わらない。というか、何なら豆の場合、一回ドリップして、もう一回、二回飲んだりするので、豆の方が安い場合も多いと思う。というか、缶コーヒーと比べると豆は確実に安い。無論、品質によってピンキリだが、缶コーヒーより高い豆というのは、ほとんど無いだろう。しかし、缶コーヒーに高級イメージはないが、高い豆（100g800円とか）には高級イメージがあるような気はする。
こういう事は結構ある。これはライフスタイルの問題も絡んでくるはずだ。豆を挽く余裕がある人の方が高級なイメージがなんとなくあって、それは単純に豆を挽く人は高い豆を買いがちだとか、高い喫茶店ではちゃんと豆を挽いているから、そういうイメージになるのかもしれない。しかし、いずれにせよ、豆を「自分で」挽くわけであるから、その分が安いという事だろう。
こうした事で、最近、気づいたのが、髭剃りの問題だ。
自分はシックの替え刃を使ってるのだが、これが、まあまあ高い。１０枚セットで安めの電気シェーバーが買えるぐらいの値段だ。
元々、遥か昔の学生の頃に100円剃刀から始めてここに至ってるので、なんとなく剃刀の方が安い気がしていたが、冷静に考えると電気シェーバーより全然高い。もちろん、これも品質によってピンキリだが、丁度、刃がダメになって、しかも、買い置きがなかったので、出先で使う用に買ってある安い電気シェーバーを使ってみたら、だんだん、もうこれで良いのでは？感が漂い始めてきた。余りにもコスパが違いすぎるのだ。
そう思い始めてきたもう一つの原因はマスクにもある。最近は外に出る時はマスクをしてるので、そんなにキチンと剃らずに手を抜く事が増えた。なので、電気シェーバーでざっと剃った方が楽だ。剃刀負けも無い。ただ、問題は一つある。ジェルに慣れてるので電気シェーバーだと剃ったあと、気持ち悪い。
というわけで、電気シェーバーをした後にわざわざジェルをつけていたのだが、それでは単なる洗顔クリームでは？という感じだし。アホくさいので、やっぱり、替刃が良くなった。
といったところで、そろそろ替え刃を買いに売り場に行ったのだが、電気シェーバーを使って視野が広がったのか、いつもと違い、今回は自分の使ってる替え刃以外のものも目に入ってきて、ちょっと迷った。
いや、本体も随分変えてないし。そろそろ機種変するかなーと思いつつ、コスパを考えたら、100円剃刀でも良いのでは？とか思いつつ、まあ、結局は、いつものsickプロテクトsimpleの替え刃を買うのであるが、そもそも、しかし、この替え刃の１０本を使い終わるのって、どれぐらいの期間なのだろうか。思い出しても、まるで覚えていなくて、下手すると数年を擁していたような気もする。（買い換え２回前ぐらいにはプロテクトダイアがまだあったような記憶はうっすらある）
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