この一年の変化 - レビューとメモ

お題「#この1年の変化」＜今回もお題で。野球の話題もしたい所であるが、お題が今日までだったので、ひとまず。

　この一年の変化についてであるが、もはや中年なので、気分的にはあまり変わった所はない気はするが、よくよく考えれば、流石にコロナ禍の中で色々と変わった事はあった。まず、今こうやってブログを書いてるし。

　これがなんで最近、毎日ブログを書くようになったかといえば、単に書きたくなったからだとしか言いようがないが、やはり、普通にリアルで他人との交流が減ったのも一因ではあるだろう。

　また、なんで今のご時世にSNSではなくブログなのかというのも、正直、Twitterでつぶやくよりブログでまとまったものを書いた方が余計な事を言わなくて済むのでは？という感じもなくはない。ただ、だんだん文章も長くなってきたので、余計な事を書くようになってしまった感もなくはない。

　そもそも、元々はグループ展をずっと（10数年ぐらい）主催していたり、イベントの実行委員を幾つもやっていたり、そういうリアルな交流の方でやっていこうとしていたが、今はイベントも少ないし。旅行にも行けないし（行けないことはないけど、行かないし）。以前の生活様式が戻る保証もどこにも無いので、ある程度、ネットにも慣れておこうという感じがあったりもする。

　しかし、ネットにも慣れておこうと言っているが、そもそも、自分はニフティサーブの時代からネットをやっているので、慣れた結果でリアルの方に行った感がなくもなく、中年にもなるとその辺のネットとの関係が若干、複雑かもしれない。中年というより、単に自分の蓄積か。仕事もネット関係ばっかだし。

　というか、そもそもリアルと言っても、みんなでバーベキューとかではなく、グループ展と言う所がまた微妙なところではあるだろう。まあ、結局インドア派なので、室内の方が親和性があるし。外に娯楽を求めなくても、色々楽しめる事に気づいたといえば、気づいた。ドラマとか、アマプラとか、やたら見るようになったし。

　というわけで、この一年の１番の変化といえば、それかもしれない。展覧会をほとんど見に行かなくなって、動画をやたら見るようになった。

　コロナ禍の前までは、暇さえあれば、展覧会を見に行っていたが、今年はあんまり見に行く気がなくなってしまった。それは単純に展示で海外ものがあまり来なくなって、見たいものが減ったというのも大きい気はするが、こうなってみると、展覧会はかなり観光と結びついてたし。社交とも結びついてたし。気晴らしの要素も強かったような気もする。

　動画は見出すと面白いといえば面白いけど、ずっと見てると流石にキツい部分もある。まず歩くとか、そういう動作がないので、身体がつらいし。動かない娯楽というのは歳を取るとあまり良くないような気もする。やはり、今後はジョギングとかの方が優先されてしまうのではなかろうか。今だけかな。

　また、そもそもシーズン１からシーズン８までずっと見てられた「ゲーム・オブ・スローンズ」を筆頭に、この一年面白かったものは、おそらく、この10年、20年の間、今まで見てなかったものの上澄みをすくってるような部分もあるはずなので、なんとなく今が、というか、ちょっと前にアホみたいに見てた時期が一番楽しかったんだろうと思わなくもない。なので、もうちょっとしたら、動画もそこそこ飽きるのかもしれない。いや、飽きないかもしれないけど。

　と、こんな感じだと、一体、何が変わったのか変わってないのか、よくは分からないが、でも、まあ、なんか変わった一年だったなーという気はしないでもないし。日々はグラデーションで続いていくものだし。そういうのが、結局、日常というものなんだろう。