レビューとメモ

見た展示や動画などの一言レビューとかメモとか覚え書きのようなものです。

ジャンプ

 お日柄もよく本日もジョギング。前回長めに走ったせいか、足が痛くなったので今回は軽めに無理をせず。

 

 またゼブラックの話だが、キャンペーンで本を買ってもポイントがもらえるため、ポイントがまあまあ溜まっている。という事で、ぼちぼち呪術廻戦の読んでなかった部分を読んだ。しかし、最初、レンタルでいいやと読み始めたが、話ごとだと広告が入って面倒になったので、結局、途中から単行本で購入。ザ・中途半端。電子とはいえ、なんとなく本棚に本を溜めたくないのだが、まあ、呪術自体、一回読んだだけだと理解できなさそうだし、丁度いいかという事で。これでようやく話に追いついたので、毎週のジャンプがより楽しめるだろう。

 

 その呪術だが、映画が絶賛好評中だそうだ。見てないけど、漫画は読んで面白かった。鬼滅もそうだが、結局、ジャンプの映画化の最適解は原作をやる事という感じになってくるんじゃなかろうか。まあ、なかなか映画になる原作というと条件は厳しいし。人気の多寡にもよるのかもしれないが、ワンピースとかヒロアカの映画見ても(そんなに見てないけど)うーん、本編との整合性がなーって感じのが多いので、素直に原作そのままか、主人公の出ないサイドストーリーをやった方が良いのではないかと思わなくもない。まあ、これはストーリー偏重な大人の意見かもしれないが。

 

 それはともかく、おそらくジャンプはこのあとチェーンソーマン、ヒロアカ6期と話題が続き、なんとなく今年もジャンプイヤーが続く感じになるだろうと予測する。ジャンプ+の方もアニメラッシュで割とジャンプにとっては重要な一年になりそうだ。ジャンプ+は、チェーンソーマン2部の連載開始が一番の試金石になるのではないか。

 

 しかし、このジャンプ本誌とジャンプ+の関係は結構面白い。面白いのもお金を取れるのもジャンプ本誌の方だと思うが、話題になるものはジャンプ+の方が多い。上手いといえば、上手い関係な気もするが、半分は偶然の産物だろう。なかなかジャンプ本誌のような売り方は他のコンテンツは出来ないのではないか。

 

 ただ、ジャンプ本誌は、どう読んでも、今、絶賛、帰路に立たされてる途中だ。まず今年でヒロアカ、ブラクロ、ドクストの人気作が終わりそうだし。次代のメガヒットもまだ無い。SAKAMOTO DAYSが上手くいけば、上手くいくかもしれないが、全体的には面白いけど、もう一つかなという印象がある。個人的にはウィッチウォッチが最高だが。

 

 これは何でこうなるかといえば、単純に今の時代に週刊でマンガ描ける体力のある人が少ないからではないか。あと、にも関わらず、ジャンプ+で連載してるものより話題になってないのもつらい気がする。

 

 ただ、話題の部分は改善可能性があると言えば、ある。一番単純には、アニメ化ドラマ化という道がある。鬼滅もそうだが、これで読者が一気に増える可能性が上がる。もう一つは、この方が好ましいと思うが、ジャンプ本誌の読者数が閾値を超えればいい。具体的にはネットフリックスの日本の会員が600万人ぐらいらしいので、そのぐらいいけば、クローズドな市場でも話題が続くだろう。これは丁度、全盛期のジャンプ発行部数ぐらいにあたるが、確かにあの頃のジャンプ作品は今のネットフリックスの作品並みに話題になっていた気はする。

 

 もちろん、これは部数が下がり続けた今の時代では、ちょっと難しそうな気もするが、今のジャンプは定期購読で積み上げ式に増える可能性もあるし。ワンピースの終盤戦がある。おそらく最終盤は週間ペースで話題になる事は必須なので、今正に自分がヒロアカでそうなってるように、ネタバレを避けて週間購読を初めてしまう人が増えるだろう。ワンピの単行本読者は数百万人いるので、上手くいけば、ワンピだけで数十万人の読者が増える可能性がある。これは大きい。

 

 今のジャンプは、なんだかんだ言っても、ワンピースの雑誌だとも思う。多分、ワンピースが終わる頃には、下手したら、呪術とかも終わっていて、今の3本柱がガタガタになる可能性はあるが、逆に言えば、そこまではジャンプにはリードタイムがあるとも言える。自分もジャンプの定期購読をやめるかどうか考えるのは、ワンピースが終わった時だろうが、そこまでにめちゃめちゃ面白い作品が1つ、できれば、3つあるといい。

 

 というわけで、長くなったが、それにつけても、今現在、SAKAMOTO DAYSが、人気が出始めてる気がするのだが、SAKAMOTO DAYSは言ってしまえば、ハンタの蜘蛛編みたいなマンガなので、詰まるところ、ジャンプ読者が一番求めてるのは、ハンター×ハンター(の幻影旅団的な構成)なのではないかという気がしないでもない。そう。ハンタが再開すれば、それもまたジャンプで読者が待ち望むものの一つであり、自分もハンタが載ったら、間違いなく購読を続けるだろう。

 

 そして、このハンタっぽい殺し屋と(疑似)家族による異能バトルみたいなのって、一見テイストの違うスパイ×ファミリーとかも割とそうなので、何でか知らないが、結構な需要があって、車田メソッド的な今のメソッドが、これなのかもしれないとかも思ったりしている。

 

 

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試しに自分の絵柄で描いてみたシリーズ