ファイブスターの前にやっていたデビュー作 ☆☆
ニュータイプでやっていたようだが、連載時は読んでいない。初版が1987年とあるので、かなり古い。帯には「SFプログレッシブ・ロックコミック誕生」とある。
内容は未来の音楽(ロック)の話で、サイバーパンクっぽさもありつつの青春ストーリーといった感じだ。
習作的な所もあったようだが、コミックス一巻でキッチリ完結しており、読みやすいといえば、読みやすい。ディテールへの執着はこの頃から感じられるが、ファイブスターと比較すると、いわゆるマンガの読感からは、そんなに離れてない作風ではある(もっとも、ファイブスターも一巻は割りと普通だが)
未来の話なので、現在のテクノロジー的に想起できる部分もありつつ、いろいろ印象深いシーンも多かった。