レビューとメモ

見た展示や動画などの一言レビューとかメモとか覚え書きのようなものです。

日記


 本日もジョギング、肩こりのせいか、頭が痛かったが、案の定、走ったら治。しかし、血の巡りは悪かったのか、膝がちょっと痛くなってきてしまった。まあ、元々あんまり良くないけども。それでジョギングを週一にとどめているというのもある。最近、大会に参加してないのもあるけど。


 金曜はサッカーの試合を見に早起きする。ワクワク感というのはすごいもので、かけた目覚ましも鳴らさずに3時頃には既に目が覚めてしまう。ぼやんとした頭で、ああ、もうスタメン発表されてるなーと思って、スタメン発表見たら、谷口、おお!と思いつつ、遠藤も冨安もいないし。大丈夫かーと思いつつ、試合を見たけど、大丈夫以上という事で素晴らしい。やはり日本の分析能力は高いんだろうな。スタメンの決め方とかもちゃんと根拠があるんだろう。多分。かなり独自な気がするので、大会終わったら、全部手の内明かして欲しいな。全部はまだ無理だろうけど。20年後とかかな。


 しかし、リアルタイムで見てた人は割とそうなんだろうけど、途中、ドイツーコスタリカ戦が白熱しまくってて、ちょっと焦ってしまったよ。なので、途中から二画面のアベマで、むしろドイツーコスタリカ戦を中心に見だしてしまったけど、試合自体は正直そっちの方が面白かったかもしれない。今回、アベマが見やすくて良い。ついつい気軽に見てしまう所があるな。

 

グループ展が始まったので、その写真

 

日記

 本日もジョギング。グループ展の事前搬入で時間がなかったので、速度早めに距離は短めに。サクッとした感じで。強風だったので追い風は良いけど、向かい風が少しキツく、もうそういう季節になってきたかーという感じ。しかし、お日柄は良かったので、そんなに寒くなかったし。富士山がよく見えた。

 

 ワールドカップの日本代表は、そこそこ予想通りな展開で、曲がりなりにもJリーグで結果出した監督が今の日本の情報環境でそんなに無能なはずはないだろうとは思ってたけど、ドイツ戦の前半はもうちょっとやれると思ったし。後半の采配は流石にビビったな。コスタリカ戦は、まあ、途中から、あ、こりゃダメかもって感じは結構してたけど、ドイツ戦に力を使い果たした感じもあったのかな。ていうか、他の試合も結構、見てるけど、意外と連勝連敗ってないんだな。ドイツもスペインに勝って欲しい。いや、日本代表が上に行くにはスペインが勝った方が良いんだろうけど、でも、ベスト16に行かなくても、ガチのスペインとやるの見られれば、それはそれで楽しいんじゃないかと。いや、そもそも起きて試合見られるか分からないけど。

 

 ワールドカップのくじもあるんかいという事で試しにスポーツくじを買ってみたが、全く当たらない上に頭が買ったくじに引っ張られるので、途中からやめた。継続してやるんなら、倍率の低い所を地味に連続して当てていくのが良いんだろうとは思うが、まあ、どう考えても、トータルで損するけど、宝くじよりは楽しめるので、結構、面白いのかもしれない。Jリーグとか、Bリーグとかも見てみようかなという気になるし。野球があれば、確実にハマるな。サッカーやバスケよりは当たりそうな気がするし(多分、不思議と詳しくても勘でもほぼ勝率が変わらないんだろうな、これが。毎年の野球の順位予想とかもそうだし)

 

 そういえば、野球のWBCは結構メジャー選手が出る事になって、キューバとか韓国も結構良いチームになる可能性が出てきて、東京ラウンドも盛り上がる可能性が出てきたな。日本もクワンとヌートバーが出るかもという事で、出ればセンター埋まるけど、相対的にいえば、メジャーの選手が出れば出るほど、日本には不利な所があるので、どうなるか。いや、今、頭はワールドカップでそれどころではないけれど。敗戦で冷静になったのか、文章を書いたせいか、ふと思い出した。

 

グループ展前という事でまたポスター

 

日記

 本日もジョギング。急に寒いので思いっきりだるいが、防寒して走り出したら普通に大丈夫だった。まあ、予想通りではあるけれど。夏場より遥かに身体はラクだな。意外と今が一番良い時期なのかもしれない。


 知人から良かったという連絡が来て「すずめの戸締まり」を見に行く。グループ展前に早々に見てしまおうという事もあったのだが、感想としては普通に良かったとしか言いようがない。まあ、自分が今見たい映画でもないのだが、よく出来ているので、本当の評価は10年後とか20年後に委ねられる気がする。音が良かったので映画館で体験しといて良かったとは思った。全部知った上でもう一回見てみると面白そうだなとも思う。


 ジャンプの新連載「一ノ瀬家の大罪」であるが、なかなか凄い漫画であった。さすがタコピーの人というか、漫画が最新系な感じがするが、あまりにもコマがデカいので通常のページ数になった時の読み応えがどうなるかはちょっと気になった。まあ、タコピーで大丈夫だったので大丈夫だろうけども。それよりジャンプの新連載、大体、1話は面白いので、これが続くかどうかの方が問題なのか。そして、この後に西尾維新が来るのだが、なんというか、一ノ瀬家も謎が多い漫画なので、多分、似たように謎の多い展開をして、日本最高レベルの蠱毒が始まるような気がしないでもない。というより、そうなって欲しいものだ。ルリドラゴンのヒットも合わせて、バトルマンガ主導の流れも変わるかな。ワンピも実質ミステリーマンガとして面白くなってるしな。


 サッカーW杯がいよいよ始まる。開幕戦見たいけど、時間がなー。丁度、ジャンプ読んでから見れば丁度いい時間ではあるが、寝る時間がなー。野球は終わったけど、ちょっと気忙しい。とか思いつつ、ふとアマプラで「ドライブマイカー」を見出したら、最後まで見てしまった。3時間・・・。


 野球といえば、中日のトレードが面白いが、今年は現役ドラフトのせいか、トレードが活発だな。現役ドラフトの事も色々書きたいが、あまり余裕がないまま、当日を迎えそう。とりあえず、カープは外野と捕手を候補に出して、あわよくば、サード、おそらく中継ぎを補強すると見ているが、どうなるか。編成の歪さが明確なので、割と良い選手を出して早い段階で選手を選べるのではないかと予想。もしくは現役ドラフト前にトレード成立もあるか。トレードが活発なのは、最近、外国人選手の成績が振るわない影響もあるかも。


 他にも書きたい事は色々あるが、色々あって進まない。そして、読む方も物理の積読はもちろんのこと、デジタル積読もだんだん増えてきた。これ、どっちが積読になりやすいかは微妙だよな。基本、物理の方が後回しにしがちだけど、本棚にあれば、ふと手に取る事もあるのに対して、デジタルは一回読まないと普通に忘れて永遠に読まない気もする。まあ、買うサイトを一個にまとめてないのが悪いんだろうけど。

 

 そういえば、ゼブラック、さすがに490コイン購入で200コインプレゼントはやりすぎだと思ったのか、新刊購入日の付与ポイントが変わってしまったな。残念。しかし、もう既にだいぶコインも溜まっているし。当分は買わなくても、なんかのキャンペーンでも気長に待つか。というより、これに加えて、新刊予約は10%コインバックだから安いよな。まあ、でも、ゼブラックはなんとなく他の電書と比べると、ちょっと作りがチープな感じはあるかもしれない。解像度も低い気がするし。いや別にマンガは内容分かればいいし。スマホでも読むので、むしろ、その方が良いのかもしれないけど。ジャンプラと比べると読んでる途中で止まる事は少ない気はする。それは単に過疎ってるせいなのかもしれないけど。電書は読んでる途中にたまにループするのがネックだよな。

 

 

最近イラスト描いてないので、昔描いたカブでも

 

日記

 本日もジョギング。ちょっと調子悪いかなと思ったが走ったらそうでもないので割とゆっくり目で長めに。


 ディズニープラスで「代理リベンジ」という韓国ドラマを何気に見たのだが、サムネが警察ものっぽかったので「LIVE」みたいな大人のドラマかと思ったら、主人公高校生でしかもサスペンスっぽい出だしでガッカリしてたんだけど、とりあえず見てみるかと見ていたら、主人公二人の出会い方とか結構新しい感じのキュン系で流石、韓国ドラマ、発想が凄いなとか思いつつ、しかし、高校に行くと結局またイジメかよという感じで見てて胸糞が悪くなりそうな展開が続き、うーん、これは微妙と思っていたら、2話で急に「デアデビル」みたいな展開になってきて、これは結構新しいのかもしれない。なんだ、これは。続きが楽しみになりすぎた。


 しかし、ディズニープラス、連続ドラマ見てると、1話終わりでスタッフクレジットがフェイドアウトしてみたり、意外と使い勝手悪いよな。最近、PINコード入れないと見られなくなっていて、それも若干めんどくさいし。前はそんな毎回でなかった気がするが。いや、設定で変更できるらしいが(それもめんどくさい)。あと、言語設定も英語に日本語字幕のままにしてるので韓国ドラマを見てても英語になってて、最初、吹き替えだと気づかずに最近は韓国ドラマもグローバルになったんだなーなどと素朴に思ってしまった。で、めんどくさいので英語のまま見てるのだが、これはこれで英語の勉強にもなるし。良いのかもしれない。ていうか、ディズニープラス、つまんなくても倍速できないので、それも結構しんどい。いや、このドラマは面白いので良いのだが、最近のマーベルドラマなんかはハズレが多すぎて、倍速したくてしょうがなくなってしまう。しかも、見てないと、どうせ後で伏線張って、意味がわからなくなりそうだし。いっそ、もうマーベルは映画だけ見るのが正解なんかなー。まあ、ドラマもまあまあ面白いのあるから、それがまた微妙なんだけど。ていうか、MCUフェーズ4って、とにかく全てが微妙な感がある。エンドゲームの出来が良すぎて、あれ以下を見る意味があるのかと真剣に思ってしまうレベルが続く。スパイダーマンは良いけども。結局、強いキャラクターが無いんかな。シーハルクでそれを交わそうと色々やってたのは分かるけど、むしろそこに大企業病を感じてしまう気がしないでもない。と言いつつ、見るのをやめられないのはエンドゲームの思い出が強すぎるのはあるな。今のところ、各ドラマがほとんど繋がってないので、合流した時どうなるんだろうというワクワク感がまだあるし。


 昨日の文章を受けて「マジンガーZ」の漫画版ってそういえば読んだ事ないなと今更読んでみたのだが、結構、迫力がすごい。しかし、永井豪の漫画の中でもマジンガーの漫画版はあまり話題になっておらず、出だしを読んで、なんでこれで人気が出なかったんだ?と思って、読み進めていくと途中から忙しすぎたのか、かなり雑になっており、ちゃんと完結してるとも言い難い感じになっていた。電子書籍なので再編集版のようだが、当時のテレビ原作ものでは、こういう事がよくあるな。ゴレンジャーとかもそうだった。調べてみると、ジャンプだけでなくテレビマガジン版が始まって打ち切りになったとかで、結構グズグズな感じでフェイドアウトしていったんかな。この後、「グレートマジンガー」に続くらしいが、それを読むかどうかといえば、いやそれ程でもないという感じで微妙だ。勿体無い。「デビルマン」と同時連載に近いので、明らかにデビルマンの方に力を入れていたのだろう。というか、デビルマンも当時と考えると本当に描写力がずば抜けていたのではないか。しかし、マジンガーを読むと、思いのほか、横山光輝に影響を受けてる感じもするな。


 ちなみに、このマジンガーアストロ球団が大体、開始時期が同じなのだが、アストロ球団の方は今読むと結構読みづらい。途中から大ゴマを使い出して読みやすくなるのだが、永井豪の方は最初からスムーズに漫画が読めるので、当時の技術としては破格の読みやすさというか、こういう大ゴマの使い方、そもそも永井豪が開発したのかもしれない。これで何でアストロ球団の方が人気だったんだ?漫画だと人気が出ないことでお馴染みのロボットものだからか?と思って、ジャジャン研というサイトで人気の推移を見てみたら、普通にアストロ球団の初期は人気がなくて、マジンガーの方がかなり人気があったようだ。そうなのか。内容通りの結果だな。というか、アストロ球団、最初の掲載推移が思いのほか悪くて、これでよく連載続いたなという感じでビビる。当時の新連載数を見ると今より少なめに感じられるので、それで、まあまあ生き残ってたんだろうか。内容かなー。マジンガーの最終回の号とか、アストロ球団侍ジャイアンツでドベ1、2で感慨深い。で、プレイボールの平均掲載順が2位という。ここからよくジャンプお得意の超人バトルに時代が移ったなと感心するが、アストロ球団を残した編集部、やはり慧眼だったのか。

 

www.jajanken.net

 

 しかし、このサイト、便利すぎる。ありがたい。

 

 

展覧会用に絵の具で描くイラストの下絵

 

少年マンガにおける武器


 少年マンガにおける武器の問題をメモ的に。


 この点においては「ONE PIECE」が一番わかりやすく


 ルフィ=拳 ゾロ=剣 サンジ=蹴り ウソップ=射撃 ナミ=魔法のスティック


 みたいな割とマンガ・アニメの歴史における武器の定型を持ってきている。


 そしてまた、この作中の強さの序列がそのままその武器の人気の序列とも近いのではないか。


 日本のヒーローの歴史を辿ると、最初が


 鉄腕アトム=拳 赤胴鈴之助=剣 月光仮面=銃


 と正にONE PIECEと同じような構成になっている。「蹴り」は少ないが、生身で戦うヒーローは大体蹴りも使うので、拳と蹴りは一緒になっていると言っても良いだろう。そして、このうち鉄腕アトムがロボット=異形の存在であるのもまた重要な所であろう。


 これを踏まえて、ジャンプの歴史を考えよう。


 ジャンプにおけるバトル漫画の主要な流れを考えると、言うまでもなく先ず


 「リングにかけろ」=ボクシング=拳


 が最初の大ヒットとなる。これは不良マンガの喧嘩のタイマンの延長であると思うが、やはり、武器を使うより、生身の素手で戦う方が少年に真似やすく親近感を得られるというのはあるのだろう。


 次に同じ車田正美による「風魔の小次郎」が来る。風魔の小次郎は「剣」で戦う漫画であるが、リンかけ程の人気は得られなかったので、ここで剣よりも拳で戦う方が主流という事が確定したと言っても良いだろう。これはようやく最近になって「鬼滅の刃」が序列を覆す事になるのだが、ジャンプの掲載順的にはワンピースに勝ったとは言い難いので、これもまあ完全に覆したとも言えないのではないか。そして、何故か「剣」を扱うマンガは女性人気が高いものが多いという法則も実はあるように思う。


 この時、ジャンプバトルは「キン肉マン」のヒットで生身の戦いに格闘技要素も加わっている。少し遅れて「北斗の拳」はそのものズバリ題名にもある「拳」で戦いながら、経絡秘孔という特殊技能を入れて「異能バトル」の時代を予見させるだろう。絵柄は違うが、ONE PIECE北斗の拳のバトル表現はかなり近いものがあるように思う。というより、北斗百裂拳の描写はその後のジャンプのスタンダードの一つと言っても良いのかもしれない。もちろん、このルーツもリンかけにあると言っても良いのかもしれないが。


 この時、もちろん、キン肉マンも超人という異形たちの物語だから異能バトルの側面があり、本格的に時代が「超人たち」の「異能バトル」に主流が変わり始めた前兆だと言って良いだろう。その後のドラゴンボールONE PIECEといった主流が異形を交えての物語だと考えると、ジャンプの主流を決定づけたのがこの時期ではないか。


 このあたり(1979)から、大友克洋が「AKIRA」の原型となる「Fire-ball」を描くなど、時代的に超能力バトルが流行っていることも見過ごせない。「AKIRA」が1982からなので、80年代半ば頃にはリアルな描写の中にも異能バトルが入り込んでくると言っても良いだろう。90年代頃は大友克洋の表現は手塚治虫以来の漫画表現の革新と見なされていたところがあるので、この流れがジャンプ漫画に与えた影響も多分大きかったのはずだ。少なくとも、鳥山明はある程度影響を受けたのではないかと思う。メカ描写などに共通するものを感じるので(似たようなものに影響を受けた同時代性かもしれないが)


 さて、ここで鳥山明といえば「かめはめ波」を考えなくてはならないだろう。「ONE PIECE」の並びですぐに気づいた人は気づいたかもしれないがジャンプ史上最大の必殺技とも言える「かめはめ波」は果たして武器として、どこに当たるのか。


 これはやはり「発勁」の延長なので「拳」と考えるのが妥当だが、飛び道具でもあるので、そのルーツを少し探ってみよう。


 一つには、前述の通り、「ドラゴンボール」の時代には超能力バトルが当たり前になってきてるというのがあるので、その延長の表現ともみなせるだろう。しかし、そもそものルーツはキン肉マンの元ネタであるウルトラマンの「スペシウム光線」まで遡っても良いのではないか。ここで「光線」が日本のバトル表現に欠かせないものになった面はあるように思う。そもそも悟空は宇宙人だし。かなりウルトラマンにも近い。


 しかし、直接の元ネタはといえば、自身の作品「Dr.スランプ」の「んちゃ砲」にあると言って間違いなく、その意味では、口から火を吐くゴジラの方が元ネタとして強い可能性もある。いずれにしても、「かめはめ波」は日本の特撮表現の延長と言っても良いように思うし。そしてまたギャグ表現故の非常識の延長でもある。


 このギャグとシリアスの半ばの境界というのも少年マンガのバトルにおいて重要だ。「ドラゴンボール」はそもそもそういうマンガだが、元々のジャンプのバトル漫画の元祖と言っても良い「アストロ球団」も当時としては真面目なのかもしれないが、今読むと半ばギャグのように読める面もあるように日常から逸脱した表現はギャグになりやすい。これは「リングにかけろ」や「キン肉マン」「キャプテン翼」「北斗の拳」などのツッコミの多さにも繋がるところがあるだろう。ここから「ドラゴンボール」を折り返し地点として「ONE PIECE」や「ハンター×ハンター」など最初から異能を前提として話の整合性を合わせてリアリティを高めていった表現が増えていくのではないか。このリアリティが「ヒロアカ」「ワートリ」「鬼滅」などでは、かなり、もはや当たり前の前提として描かれているように思う。そして、拳や斬撃が「飛ぶ」のも、もはやジャンプでは当たり前の表現だ。(「ヒロアカ」「ワートリ」「鬼滅」では意外とそうでもない気もするが、少なくともその前の「ONE PIECE」「NARUTO」「BLEACH」までは普通だろう)


 では、ジャンプにおいて「拳が飛ぶようになる」のをどの段階に求めるべきか。


 そもそもはジャンプ以前、「拳が飛ぶ」に類似する技は赤胴鈴之助の「真空斬り」に求められるかもしれない。まあ、合気道のある国なので、その延長なのだろう。これがその後、カンフーブームなども受けて、発勁が主流となって行くのではないか。


 ジャンプ表現的には、やはり「リングにかけろ」の段階から拳は飛んでいる。実際飛んでると表記していたかどうかは記憶が曖昧だが、どう見ても腕のリーチと相手が吹っ飛ぶ位置が合ってない上に名前が「ギャラクティカマグナム」だったりするので、これは飛んでいるだろう。影響力も考えると、ここを起点とするのが筋なのかもしれない。


 しかし、その前の時代、ロボットではあるが「ロケットパンチ」でお馴染みの「マジンガーZ」も実はジャンプで連載されていた漫画ではある。という事はジャンプ表現的にはともかく、アニメを見て、ここが影響した可能性も大きい気もする。もちろん、その場合、ロボットのギミックとして拳が飛んでいるだけでジャンプ表現の主流とは言い難いかもしれないが、拳が飛ぶことにマジンガーZの影響は少なからずあるだろう。


 この後、少し経ち「北斗の拳」は完全に絵的に「拳」が飛んでいるように見える。まあ、何発もパンチを打っている表現が飛んでいるように見えるだけなのであるが、その延長で、もはや拳が飛んでる事でいいやという感じになっていったのかもしれない。

 
 車田正美の最大のヒット作となる「聖闘士星矢」もアーマーを加えて、よりヒーロ然とさせつつ、結局は拳が武器の超人バトルに至る。ここでは最初の方は音速などを理由に最もらしい表現をしていたが、途中からは完全に謎の技が無数に繰り広げられる超常バトルになっており、ある種のジャンプ表現の完成形の一つとなっていたと言っても良いのではないか。これ以降、ジャンプでは見開きで特にどうなってるかよく分からないカッコイイ描写と太文字でデカく描かれる大袈裟な技名=強い技という事になっていると思われ、もちろん、これはリンかけの時代からやっていることの延長でもあるけれど、そのインフレのピークがここで完成を迎えた気もする。


 面白いのは、このあと、表現的に「るろうに剣心」「BLEACH」またはパロディ的ではあるが「シャーマンキング」など、剣を使うバトルにこの表現が適用される事が多い事だ。「鬼滅の刃」もこの流れを汲んでいて、鬼滅自体は割とリアル寄りな漫画ではあると思うけれど、必殺技の成り立たせ方はかなり車田メソッドに忠実なのではないか。


 では、この流れが何故そうなったのか?といえば、それは同時代に並行してやっていた「ドラゴンボール」の影響であろう。「ドラゴンボール」がジャンプの頂点に立ったために「拳」を使う漫画はドラゴンボールの影響から逃れられなくなったのだと思う。いわば、「拳」の表現の主流が「リングにかけろ」からこの時「ドラゴンボール」に移ったとも言えるのではないか。

 

 この後、ONE PIECEはゴムゴムの発明で「拳が飛ぶ」という事に理由をつけて、本格的に異能バトルが主流の時代が始まる事になる。


 そして、遡ると、この異能バトルは、やはり、RPG由来の「剣と魔法」の世界も関係してくるのだろう。ジャンプでは「バスタード」が初めに近いと思うが、本格的には「ダイの大冒険」などから、剣と魔法の世界が並行してバトル漫画として始まる事となる。この武器と魔法の組み合わせによる表現は、細かくはワートリなどにも受け継がれていると思うが、話が長くなってきたので、それはまた後で書く。

 

ジャンプの新連載


 本日のジャンプで次の新連載が発表。予想通り、タコピーの作家が本誌に来たという事で前にブログでその予想書いたよなーと思ったら、書いたの3月だったか。

 

alta.hatenablog.com

 

 新連載準備、タコピーから考えて長いのか早いのか。まあ早い方なんだろうな。旬はまだ逃してない気がする。

 

 ていうか、上の文章読み返すとワンピが再びブレイクするんじゃないかと書いてあり、正にそうなってるので、面白さは正義だな。ヒロアカも並列して書いてたけど、今回、アニメの6期がはじまってどうなるんだろ。本誌のヒロアカはページ数少なかったり、休載も多いし。若干まだクライマックス一歩手前感があるけど、徐々に外堀が埋まってきてる感じでじわじわ収束に向かってる高揚感はあるな。アニメの方も意外と進みが早いので、連載終了したら、最終決戦を映画化とかもあるような気がしてきた。


 それはともかく新連載が4inという事で「高校生家族」が終わりそうな気がしないでもないので、それはちょっとヤバい。どうなるのか。ハンタが10週だけだとすると、休載ローテでつなぐのもあるのかな。ていうか、「ルリドラゴン」もこれだけ新連載が入るとどうなるのか。もはや同期のエリエリが終わってしまったが(最後の方、結構好きだった)。


 それはそうと、ジャンプラの方では、漫☆画太郎先生が今度から新連載ということで、これも楽しみ。これも含めて、今回の新連載攻勢良さそうな感じで、なんとなく本誌とジャンプラの棲み分けが出来てきてる気がする。4inなので本誌からジャンプラ移籍とかもなくもないのか?

 

 

日記

 本日もジョギング。日が出てたから薄着で走ったら思ったより寒く、せめて手袋をしとけば良かったと思ったが、走り出したらすぐにそうでもなくなる程度だった。今回は若干の長距離で。夏も過ぎたので、徐々に距離を伸ばそうかと。


 国立新美術館で「李禹煥」を見たついでに足を伸ばして久々に表参道のギャラリーなどを回ったが、久々すぎて少し迷ってしまったり、あんまり落ち着かない感じでお上りさん感が凄かった。表参道とか裏原とかもコロナ禍以降はじめて行ったけど、銀座方面とは様相が違うなと思ったが、そもそも銀座あたりに行ったのも半年ぐらい前なので、まあ、あまり比較にもならないか。しかし、物価高のせいかたまたまか、行った先の食い物が高くてビビった。

 

 李禹煥の展覧会の感想はnoteの方に書いた。

 

note.com


 野球日本代表の試合を見たが、オープン戦みたいなものなので、まあ、こんなもんかとあまり面白くなく、土曜はJリーグとチャンネルを変えながら、エアロバイクに乗りながら、一番感動したところは一戦目の杉谷のシーンだったかもしれない。

 

 内容的には、布陣を見るとセンターラインの守備をやはり固めてきたなという感じで割と自分の好みに近いイメージかなとは思った。まだ正式なメンバーも決まってないが、大会の予想としては、アメリカラウンドと日本ラウンドの対戦相手の差が激しすぎるので、順当に行けば、ベスト4かなーという気はするが、しかし、今までの大会の順位が順当すぎるので流石にそろそろ早めのノックアウトもあるような気もしないでもない。山本由伸も出られるか怪しいし。まあ、大谷が投手もやってくれるなら、どこで使うかがポイントになるのかなとは思うけど。

 

 サッカー日本代表がメンバーを発表。こちらも怪我人が出てきたり雲行きが怪しいが、個人的には意外と良い線行くんじゃないかと期待していたが、冨安がダメだったら流石にキツいだろうなーとは思う。板倉の状態にもよるだろうけど。でも、まあ、しかし、良い線行かなくても、ドイツとスペインだし。2回も好カードが見られるので、とにかく純粋に楽しみではあるが、オールドファンとして、日本がW杯に出るまではドイツを応援していたし。なんなら最近でもドイツを応援しがちなので、負けたら負けたでドイツを応援すればいいやという感じもなくはなくて今回は気楽である。いや、日本とドイツ両方負ける可能性もゼロではないけれど。

 

 「ハンター×ハンター」単行本が発売されたので、ようやくジャンプに話が追いついた。しかし、記憶が追いつかないので王位継承戦をざっと読み返してみたが、そういえば、これ、ネテロの息子とかいたし。ジンも船に乗ってるのか?とか朧げな記憶が蘇ってきて、これ、伏線全部回収すると大長編すぎるのでは?という感じで、ちゃんと終わるのだろうか?という普通の感想が頭によぎってしまった。いや、まあ、そのへんはワートリも一緒といえば一緒というか、ワートリの方が終わりが遠そうな感じもするので、個人的に単にそういうものが好きなのかもしれない。ファイブスター物語も大好きだしな。

 

 

展覧会用に最近これを絵の具で描いた(これはイラレ