また忘れないうちに展覧会の感想を。と言っても、もう既に幾つか忘れてる気がしますが。
-2017年5月7日[日] 「エリザベス ペイトン:Still life 静/生」 [原美術館]
http://www.art-it.asia/u/HaraMuseum/EfqidXFuato43SHDrU1Y/
今日までだったらしい。結構、前に見た。
かつて雑誌などで見て思いを馳せたペイトンの展覧会。懐かしかった。描いてある人(肖像)の問題もあるかもしれないけど、こういう仕事は重要だなと思った。時代の刻印という意味でも。
日本だと同じ事やろうとすると、イラストレーターになっちゃうのかなーという感じもした。(あんまり現代の肖像のアート作品を思い出せないので。村上隆さんが最近やってるけど)
作品は意外と小さかった。奥にあるNARAROOMとの対比も良かった。同時代感。
隣のブルーナ展を目当てのついで行きだったのだけど、混み方の関係でこちらから見た。というわけで、感想も入った順に。
「くまのがっこう」は、それほどじっくり見た事なかったけど、原画、素晴らしかった。なんというか、絵がすっと入ってくる感じ。こういうストレートな事って、なかなか出来ないので、かなり多幸感あるかも。
描き方的にも、かなり練られたスタイルもあるけど、ミッフィほどには構造的ではないので、その辺に「入る隙間(情緒?)」みたいなのも多いのかなと。ブルーナと同時にやったのは良かったのか悪かったのか。対比としては面白かったけど、どちらを先に見るかで結構、印象違いそう。
ディック・ブルーナのミッフィ少なめな展覧会。珍しい。ミッフィ展と違って、かなりアート的な印象。
モダンなポスターは、先日見たカッサンドルとも共通する感じ。というか、その流れか。
部屋は小さいが見応えがあった。場所的に、先日の「君の名は」展はスペース狭すぎる印象だったが、そこまでの印象もなく。やっぱ、キュレーションとか内容の密度って大事だなと思ったり。
くまのがっこう展見た後だったので、最初はやはり古さが感じられたり、日本的な可愛さとは結構遠いのだなーと対比が気になってたりしたけど、終わってみると、結局、ブルーナのグッズをいっぱい買ってるという素晴らしさ。なんというか、骨太って感じ。シンプルだけど、内容が濃い。
母校のパレットクラブでイラストレーターの仕事展と絵本作家の仕事展というのをやってた(絵本はまだやってる)
いろいろなイラストレーターや絵本作家の仕事の内容を一枚のパネルで展示するという内容で、イラストレーターの方は、pt1、pt2があり、絵本作家と合わせて全部で3回に分けてやってたのけどが、どれも面白かった。その中でも特に、原田治さんと安西水丸さんの展示はいろいろな意味で感慨深かった。
貴重な資料も幾つか見れたし。下のプロフィールパネルの情報も参考になる。面白かった。自分の仕事にも活かしたい。