レビューとメモ

グンマー(館林中心。たまに栃木)でイラストレーター(というか、デザイナー)を細々とやってる永本の一言レビューとかメモとか覚え書きのようなものです。

最近見た展覧会の感想

 

 だいぶ間が空いたのですが、メモ的に残しておきたいのだけ、ひとまず。

 

猪熊弦一郎展『いのくまさん』 | うらわ美術館

 

 かなり面白かった。最初の方は、キスリングっぽかったり、マチスっぽかったり、おそらく、いろいろな作家の手法を試しつつ、独自の表現に至る感じがすごいなと。最後の方の抽象が個人的には、かなり好み。ちゃんとまとまって見たことなかったので、勉強になった。

 

 

ブラティスラヴァ世界絵本原画展 ―絵本の50年 これまでとこれから―

 

足利市立美術館

 

 ご近所だけど、恒例の。さすがに素晴らしい展覧会。見ごたえがあった。

 

 

 

 2017 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展

  

板橋区立美術館

 

 最終日終わってしまったけど、恒例の。いろいろな作家の作品が見られて、面白かった。特に特別展示のファン・パロミノさんの展示はさすがの凄さ。勉強になった。

 

 

 

ジャコメッティ展|企画展|展示会|国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO

 

 ジャコメッティ、さすがに凄かったけど、彫刻でスペースたっぷりとってるので、若干、物足りない感もありつつ、しかし、これだけまとまって見る機会は初めてということで、大変、楽しめた。

 

 しかし、この辺の欧米の名のある彫刻家というのは、「本質」みたいな物の切り出し方が上手いなと思ったし。あと、のちにつながるような抽象的な部分とか、絵もちょっとベーコンっぽいところもあったり、美術史の中では超重要な作家なんだろうなーとなんとなく作風を見て思ったというか、体感できた。

 

  

群馬県立館林美術館_カミナリとアート

 

 地元ということで見たけど、割と楽しめた。インスタレーションも多く、お近くの人間が気軽に楽しむには大変良い展示だなと思った。杉本博司の作品などもあり。

 

 

 

群馬県立近代美術館

 

 日本美術のススメというコレクションを展示しつつ、技法などを説明する展示をしてたのだけど、普通に楽しめた。しかし、それより、常設の展示室の奥の方に「アンフラマンス 皮膜としての写真」という写真の展示のまとまりがあって、そちらが一番良かった。石内都は、こないだ太田市美術館図書館でも見たけど、さすがの良さ。

 

最近見た展覧会の感想

 

www.youtube.com

 

話題の展覧会。会期終了も近づいてきた所で、ようやく。

 

全然知らずに行ったので、なるほど、こういうアプローチもあるのかと勉強になった。凄く面白かった。ある種のハードオフ感(もしくは、中野ブロードウェイ感)もありつつ。

 

ファイルは全部見たいぐらいだったけど、なかなか触るのも大変な重さのものが多く、そんなには見てないけど、一冊見るのでも結構時間がかかる充実の内容。恐ろしいまでの物量。

 

 

 

 

www.fashionsnap.com

 

 

 セツモードセミナーで有名な長沢節さんの展覧会。デッサン中心の展示で、ファッションイラストと言ったら、これだよなーという軽妙な絵。

 

 流麗な線なので、素早く動かして、さっさっさっと描いてるのかなーと思ってたけど、動画見たら、結構、線の置く位置を吟味しながら描いてて、ちょっと意外だった。

 

 やっぱ、クロッキー良いなーと再認識。

 

 

www.ukiyoe-ota-muse.jp

 

 

 結構、前(確かペイトンの後)に見たのだけど、書き忘れてたので、今更。

 

 休日行ったので、すごい混んでた。内容は、浮世絵の多彩な表現に触れられて普通に面白かった。

 

 

 

群馬県立館林美術館_京都のみやびとモダン

 

 お近くなのになかなか行ってなかったのだけど、行ったら、結構面白かった。さすがに京都国立近代美術館は良い収蔵品があるのだなーという感じ。特に竹内栖鳳の最初の絵が良かった。

 

 ただ、絵画とか焼き物とか立体とか着物とかを満遍なく展示してあるので、総覧的というか、スペース的に行って、どれも物足りなさがあるのは否めないかも。まあ、お近くで見られるから有難いんだけど。

 

 

最近見た展覧会の感想

 

 また忘れないうちに展覧会の感想を。と言っても、もう既に幾つか忘れてる気がしますが。

 

 

 

-2017年5月7日[日] 「エリザベス ペイトン:Still life 静/生」 [原美術館

 

http://www.art-it.asia/u/HaraMuseum/EfqidXFuato43SHDrU1Y/

 

今日までだったらしい。結構、前に見た。

 

かつて雑誌などで見て思いを馳せたペイトンの展覧会。懐かしかった。描いてある人(肖像)の問題もあるかもしれないけど、こういう仕事は重要だなと思った。時代の刻印という意味でも。

 

日本だと同じ事やろうとすると、イラストレーターになっちゃうのかなーという感じもした。(あんまり現代の肖像のアート作品を思い出せないので。村上隆さんが最近やってるけど)

 

作品は意外と小さかった。奥にあるNARAROOMとの対比も良かった。同時代感。

 

 

www.matsuya.com

 

 隣のブルーナ展を目当てのついで行きだったのだけど、混み方の関係でこちらから見た。というわけで、感想も入った順に。

 

 「くまのがっこう」は、それほどじっくり見た事なかったけど、原画、素晴らしかった。なんというか、絵がすっと入ってくる感じ。こういうストレートな事って、なかなか出来ないので、かなり多幸感あるかも。

 

 描き方的にも、かなり練られたスタイルもあるけど、ミッフィほどには構造的ではないので、その辺に「入る隙間(情緒?)」みたいなのも多いのかなと。ブルーナと同時にやったのは良かったのか悪かったのか。対比としては面白かったけど、どちらを先に見るかで結構、印象違いそう。

 

 

www.matsuya.com

 

 

ディック・ブルーナのミッフィ少なめな展覧会。珍しい。ミッフィ展と違って、かなりアート的な印象。

 

モダンなポスターは、先日見たカッサンドルとも共通する感じ。というか、その流れか。

 

部屋は小さいが見応えがあった。場所的に、先日の「君の名は」展はスペース狭すぎる印象だったが、そこまでの印象もなく。やっぱ、キュレーションとか内容の密度って大事だなと思ったり。

 

くまのがっこう展見た後だったので、最初はやはり古さが感じられたり、日本的な可愛さとは結構遠いのだなーと対比が気になってたりしたけど、終わってみると、結局、ブルーナのグッズをいっぱい買ってるという素晴らしさ。なんというか、骨太って感じ。シンプルだけど、内容が濃い。

 

 

 

[イラストレーターの仕事展] - パレットクラブ日誌

 

[絵本作家の仕事展] - パレットクラブ日誌

 

 

母校のパレットクラブイラストレーターの仕事展と絵本作家の仕事展というのをやってた(絵本はまだやってる)

 

いろいろなイラストレーターや絵本作家の仕事の内容を一枚のパネルで展示するという内容で、イラストレーターの方は、pt1、pt2があり、絵本作家と合わせて全部で3回に分けてやってたのけどが、どれも面白かった。その中でも特に、原田治さんと安西水丸さんの展示はいろいろな意味で感慨深かった。

 

貴重な資料も幾つか見れたし。下のプロフィールパネルの情報も参考になる。面白かった。自分の仕事にも活かしたい。

 

 

最近見た展覧会の感想

 

 忘れないうちにまた展覧会の感想を

 

 

www.mucha2017.jp

 

 

見た。とりあえず、感想としては、デカい!巧い!すごい!

 

と云う感じ。

 

自分の行った時は、意外とスムーズに入れたし。絵がでかいので、会場もそれほど混んでる感はなく、スラブ叙事詩に関してはゆったり見られた。(後半の小さめの展示の方が混んでる感がかなりあった)

 

細かい印象としては、割と絵がフラットで、やはりデザイン的だなーと思った。こないだ見たからというだけの理由だけど、東山魁夷の絵を思い出した。

 

展示の中では、最初の方に展示してあるものの方が良かった。特に配色が良かった。ただ、全体的に修復の問題なのかも知れないけど、ちょっと色が褪せてる感じもなきにしもあらずという感じはあり、まあ、元々なのかもしれないけど、ちょっと見づらい感じはした。

 

しかし、やっぱり、巧い絵というのは、ある種の清涼感があるので、それだけで良いなという感じはする。

 

 

mizuki-ten.jp

 

 近くまで行ったので、ふらっと入ったのだけど、いや〜。凄かった。やっぱり、流石の素晴らしさ。ある種、ミュシャより感動してしまった。

 

 とにかく力のある絵で、80年代あたりの絵とかは懐かしさもあるのかもしれないけど、本当に心躍った。見て良かった。すごさを再認識した。

 

 

www.matsuya.com

 

 

隣でやってたので、ついでに見てみた。入場料700円なので、多分大した事ないんだろうなと思ったら、案の定、薄かった。資料系の展示だけど、あまりマニアックさもなく、デジタル系の技術紹介とかあるかなとか思ったら、それもあまりなく。

 

がしかし。

 

安藤雅司のレイアウト修正の絵が半端なく素晴らしく、それが見られただけで満足。

 

 

(以下、余談)

 

水木さんもそうだが、日本の漫画家とかアニメーターって大衆に向けて異常な量の絵を描いてるせいか、絵に異常な力がある人が多いというか、比率的には全然多くはなくて稀だけど、歴史の流れで見ると、(母数も多いので)結構、多いのではないかと思う。この辺の資料は本当にどこかの美術館がちゃんとまとめて収蔵したら、向こう数百年の国の財産になるんじゃないかと思うのだけど、そういう動きはどうなっていくのか結構、気がかりではある。ミュシャを見た後で言うのもなんだけど、美術館と言っても、最近は国立新美術館みたいな収蔵しない箱物ばかり充実していく気がして、それはそれで興行として洗練されていくのかもしれないけど、個人的には、もっと常設で、ちゃんとした日本美術を収蔵する美術館ないし博物館を大事にして欲しい感がある。

 

最近見た展覧会

 

 忘れないうちに最近見た展覧会の中からいくつかピックアップ

 

 

水戸芸術館|美術|石川直樹 この星の光の地図を写す

 

 かなり良かった。まず世界中旅してるという単純なことに感動できるし。そこに見出してる意味性とかも良いと思ったし。展示の仕方も良かった。全体的にやってることに意味がある感じですごく共感を持てた。小屋の使い方なんかは奈良美智以降な感じも感じた。最後のタイムラインという展示は普通に感動した。

 

 

www.ibarakiguide.jp

 

 こちらも見た。意外と絵がフラットで驚いた。下絵なんかも展示してあったのだけど、グリッドを作ってて結構緻密というか、デザイン的なんだなと。考えてみれば、建築と絵を合わせなきゃいけないので当たり前なのかもしれないけど。こういう分野に疎いせいもあるだろうけど、結構、意外でした。面白かった。

 

 

 

www.dnp.co.jp

 

 すごい良かった。特に1階の新作。過不足ない感じで、バチッと決まってて、すごいクオリティが高かった。

 

 

 

 

草間彌生展「わが永遠の魂」国立新美術館

 

 

 見た。60年代のネットペインティングが一番見たかったんだけど、やっぱり、そこが一番好き。しかも、白の方が好み。ミニマルなんだけど、パッションがすごい感じられて、ロスコとかと共通するものがあるなと思ったし。近くで見ると激しく、遠くから見ると静謐という意味では、等伯の松林図屏風なんかも想起させた。こうして一枚だけでなく、集まるとまた面白みが違うなと思う部分もあり。90年代のペインティングもかなり好きだった(特にかぼちゃの)。鏡の展示も良かった。近作は立体の方が好きかも。ていうか、立体の方が良いというのは、割と最近の作家に多く共通する傾向のような気もしている。

 

 

 

www.pref.spec.ed.jp

 

 

見る前から良いだろうということは分かっていて、実際に良かったという素晴らしい展覧会。しかし、でかいポスターで見るとやはり迫力があり、しかも、原画もあった。当時の展示風景の写真なんかがあるのも良いし。さすがの良さだった。当然、図録も買った。

 

 

 

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オースティン・リー個展「Serious Works」

gallery-kaikaikiki.com

 

 

凄すぎた

 

☆☆☆☆☆

 

 

カイカイキキギャラリーでやってるオースティン・リー個展に行ってきた。

 

画像があんまりにもあんまりなのであまり期待せずに行ったのだが、実物見たら、衝撃的に凄かった。

 

行った理由の一つとして、自分と方向性が似てそうだなーと思ったから見てみようというのもあったのだけど、見てみると、なんでこう言う事を思いつかなかったんだ!というか、世の中、広いなというか、天才というのはいるんだなーと衝撃を受けまくってやばかった。なんなんだろう、これは。

 

ていうか、いや、本当になんでこんなこと思いつくんだというか、なんで、これ、こんなに良く見えるんだろうというか、実物の衝撃がマジで凄かった。サイ・トゥオンブリーレベルのマジックを感じた。

 

 

アンドロイドアプリを作ってみた

 


雲タップ(デモ版)

 

 

なんとなく流れで作ってみました。流れで作ってたのですが、結構、面白かったので、どんどんステージを増やしていきたいなーと。まだ一面しかないですが、ご興味ある方は是非。アンドロイドのみですが。

 

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