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レビューとメモ

グンマー(館林中心。たまに栃木)でイラストレーター(というか、デザイナー)を細々とやってる永本の一言レビューとかメモとか覚え書きのようなものです。

松本竣介「街」

 

http://okawamuseum.jp/index.php

 

 

大川美術館で見た ☆☆☆

 

 

松本竣介の作品が好きだ。その中でも、この作品は良い。原画と写真で印象に違いがあるが、やはり、傑出したところのある絵だと言う事は出来るだろう。(写真は、検索すれば、すぐに出て来ると思う)

 

 

ある意味では、日本の美術の真ん中を行ってる所がある気がするというか、日本の美術の得意な分野は何処か?というと、こういう所ではないかと思う。無論、真ん中と言っても、黒田清輝的な意味ではないが、ある種の叙情性とパンク気質というか、そういうものを感じる。それは日本文化に全般的に言える気もするが。

 

奈良美智も好きなようだが、それも系譜的に分かる気がする。

 

どちらも描写に切実なものがあり、絵を愛している、もしくは、絵に取り付かれているという感が無きにしもあらずな絵だ。純粋に「表現」を目指している絵。こういう絵は、やはり、時代に残って行くものなのではないだろうか。地元の大川美術館で、この作家の作品が多く見られるのは割りと誇らしい事ではある。桐生から優れた作家が排出されてる事と無縁ではないのかもしれない。

 

 

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