サイレントの名作 ☆☆☆
こちらも邑の映画会で見た一作。サイレントながら、随所で笑いが起こるコメディタッチの傑作。
テーマ的には普遍的な所があり、今の時代でも通じる内容。
サイレントで91分なので、現代の尺から言うと少し長く感じられるかもしれないが、それはそれとしても、サイレントでここまで飽きずに見られるのは驚異的だなと思う。ものすごい技術の粋が集められている感じ。
映像も美しく、電車のある街並の演出が良い。構図的に何処も素晴らしく、小津映画特有のクオリティの高さを感じられる。