レビューとメモ

見た展示や動画などの一言レビューとかメモとか覚え書きのようなものです。

10/ 8(月・祝) 第11回「マンガの技法史」(永本)

 第2回の「日本のイラストレーション史1」の続きも兼ねて。

 

【概要】

「正チャンの冒険」あたりから日本の漫画表現がどう発展していったかの話。絵柄やコマ割り、道具の進化など、多角的に。

 

大塚英志の「まんがでわかる まんがの歴史」の話も取り入れて、ミッキーの書式の話なども取り上げた。

 

技法史ということで、当然、手塚治虫の話が多くはなったのだけど、ガロやCOM、「ねじ式」や「ジュン」などを取り上げて、日本の漫画表現がどう広がっていったかという話も。

 

あと、技法の話なので、ギャグマンガの話も多かった。ただ、少女まんがの話は、24年組と岡崎京子ぐらいしか取り上げられなかったので、ちょっと薄かったかも。

 

前のイラストレーション史の叙情画の話の流れから、トーンの使い方や目の描き方の変遷の話などにも言及。ジャンプの5人組トーナメント形式の流れとかにも触れた。

 

そして、最終的には、フォトショからコミスタスマホ時代における漫画の描き方の話もして、デジタルの話で終わり。

 

【感想】

時間を大幅にオーバーしたこともあるけど、これはかなり評判が良かった。自分としても、結構、面白い話ができたのではないかと。時間的に、当然、抜け落ちてる部分もあったので、またもう一度、同じ内容でやってみても良いかも。

 

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