レビューとメモ

見た展示や動画などの一言レビューとかメモとか覚え書きのようなものです。

小畑健展

 

 いい加減、展覧会も終わってしまいそうなので、さくっと感想を書いてみる。小畑健展。群馬でやってたので行ってきた。ちょっと前に。

 

nevercomplete.jp

 

 何を隠そう、全く隠してないけど、「一番好きなマンガは何ですか?」と聞かれた時に「ヒカルの碁」と答えるほどに「ヒカ碁」は自分の中のベスト漫画の一つだ。何千冊となく漫画をもっていた中でのベストの一つなので、かなりの好きではあるだろう。

 

 そんなわけで、原画で塔矢とヒカルの名シーンの所を見てたら、見ながら思い出して、ちょっと泣きそうになってしまった。久々に見たが、改めて、この話、全てが完璧すぎる。

 

 あと、見たかった11巻のカバー原画が見られたのも良かった。これも素晴らしい。大満足。

 

 他に気になった事は箇条書きで

 

・絵的にはデスノの中盤以降が一番良いと思う。技術的にもそうだけど、ヒット漫画特有のけれんみたいなものもある。

 

・紙がコピック用紙かなんかで、縦長の絵とかも紙をつなげて描いてたり、漫画家っぽいなーと思った。美術的に見るとちょっと勿体ないかも。保管、大変そう。というか、そもそもコピックが褪色するのか(定着方法とかあるのかな)。

 

・ベタの所のトーンの切り方が結構ざっくりしてて、忙しさを思わせる。原稿っぽくて逆に良い。あと、切り貼りもポップアートみたいで良かった。

 

・その反面、右向きの顔を裏あてで描いてたり、小畑健レベルでもここまでやるのかと思った。というか、ここまでやるから、あんなにクオリティ高いんだな。まあ、今はデジタルで簡単に反転出来るけど。やっぱり、アナログの良さはある。

 

・カラー原稿にドットのトーンを貼ってるのも良い。これもアナログの良さ。

 

つけペンの原稿はやはり綺麗だ。久々につけペンで絵を描きたくなった。昔、ヒカ碁の模写とかしていたなーとか思い出した。

 

 以上。思いついた事をさくっと書いてみました。

 

 

本日のイラスト

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 イラストというか、昔描いた漫画の見開き。こういう感想を書いた時に自分のイラストを貼るもの結構難しいので、いっそ貼らないのもありかなーと思ったけど、そういえば、つけペンの絵が良いなーと思ったという事で、つけペンの絵をアップしてみた。結構な昔に描いて、結構な昔に取り込んだので画像もフォントも荒い。しかし、今見ると逆にこれもわざと処理してる感があって良いのではないかと思わなくもない。そして、漫画はどっかでまだ読めるんじゃないかなーと思ったら、自分のサイトにちゃんと載せていたので興味を持たれたら。

 

pop-life-works.com

 

 

 あと、ついでですが、日々、掲載してる4コマのミスタークラウドのLINEスタンプを作ったので、良かったら是非!

 

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