レビューとメモ

見た展示や動画などの一言レビューとかメモとか覚え書きのようなものです。

7/ 16(月・祝) 第9回「メディアアートについて」(永本)

 PICの話を受けて、その展開例みたいな意味でメディアアートについて勉強した。

 

【概要】

 ナムジュンパイクあたりからのビデオアート、インタラクティブアート、キネティックアートなどの説明をした上で、作品紹介などをした。最終的には、チームラボやライゾマティクスの話なども。

 

【感想】

疎い分野をあえてやった感じなので、いろいろな作家の紹介にとどまった感じだけど、いろいろと興味は持てた。メディアアートは、可能性のある分野だと思うので、実践の面でも何か出来ないかなとちょっと考えたり。

 

 

pop-life-works.com

 

 

プラチナがつながっている

 今年も上半期が終わりということで、何となく気になったアイドル動画を貼ってみる。メモ的に。

 


DiPROMiSE / BiS 新生アイドル研究会[OFFiCiAL ViDEO]

 


GANG PARADE「GANG 2」MUSIC VIDEO

 


BiSH / Life is beautiful [TO THE END @ 横浜アリーナ]

 

 上の3つが個人的な上半期ベスト3。今年は世間同様、WACK関連にかなりハマった。EMPiREも良かったし。

 

 


EMPiRE / Black to the dreamlight [OFFiCiAL ViDEO]

 

 WACK以外では、復活のでんぱ組.incも良かった。

 


でんぱ組.inc「ギラメタスでんぱスターズ」LIVE Movie(2017.12.30 at 大阪城ホール)

 


でんぱ組.inc「おやすみポラリスさよならパラレルワールド」MV

 

 上のライヴは正確には昨年のだけど、BiSも、でんぱ組.incも結構、ステージが演劇調だなーと今更なんとなく思った。

 

 

 そして、ディアステとWACKは、ある種、ハロプロ的なものとして確立されてきたなーとも思った。

 

 ハロプロ関連では、鈴木愛理ソロも目立ったところだった。

 


鈴木愛理『DISTANCE』(Airi Suzuki[DISTANCE])(Promotion Edit)

 


鈴木愛理×赤い公園『光の方へ』(Airi Suzuki × AKAIKOEN [To the light])(Promotion Edit)

 

 全体的にダンスサイドの方が良いのかなと思っていたが、ロックサイドの方が素が出てるというか、アイドル感もあって良いのかなとも思った。

 

 ソロといえば、これも良かった。

 


伊藤万理華 『はじまりか、』

 

 何の気無しに見たら、感動した。

 

 眉村ちあきとかも良かったし。割とソロが良かった上半期でもあった。

 


眉村ちあき「東京留守番電話ップ」

 

 ちなみに、この記事のタイトル「プラチナがつながっている」というのは、WACKメンバーのインタビューを読んでたら、結構、プラチナ期の名前が出ているところから、何となくつけてみた。もうあれから10年以上経つのに、未だに根強いなーと思いつつ。

 

 そして、当のモーニング娘。の「Are you Happy?」も良かった。

 


モーニング娘。'18『Are you Happy?』(Morning Musume。'18[Are you Happy?])(Promotion Edit)

 

 プラチナ的なエモは、もはや、モーニング娘。には無い気がするが、それはそれで逆に先に進んでるんだなーという感じもあって、良いと思う。

 

 あと、乃木坂のシンクロニシティも個人的には良かった。

 


乃木坂46 『シンクロニシティ』

 

 他にも、色々あったけど、キリが無いので、この辺で。

 

 アイドル界、そんなにプレイヤーが変わってるわけでは無いけど、動きが変わってきたというか、何となく、今年は、ターニングポイントとなる年な気もする。

 

6/ 20(水) 第8回「PIC(ピック)について」(川島)

 

【概要】

PICというマイクロチップについての勉強。ピックがどういうものか説明した上で、どう動かすか?とか。プログラムも含めて、細かく説明してくれた。

 

【感想】

実技的な面もあり、思いのほか、楽しかった。この後、いろいろなアイデアが浮かんで、かなり勉強になった。

 

 

pop-life-works.com

展覧会の感想

 

www.moma.pref.kanagawa.jp

 

 

 滑り込みで行ってきた。物量が多いわけではないけど、すばらしい内容。堪能した。組み合わせの妙だったり、センスのよさ。グラフィックデザイン的にも参考になる。

 

 

artexhibition.jp

 

 テートの巡回展だけあって、すごい良質なコレクションだった。ここ最近見た展覧会の中でも一番粒ぞろいだったかもしれない。

 

 ヌードというと、ルネサンスのイメージがあったが、テートなのでイギリス美術中心で、19世紀ぐらいから始まり、最近の絵も多い感じ。特にジョン・カリンは、実物見たかったけど、今まで見る機会なくて、今回初めて見た気がするけど、すごいよかった。

 

 全体の中でいうと、ボナールの絵が抜群に良かった印象。マチスの裸婦像の彫刻も初めて見た気がするけど、飾られてるものと比較すると、絵より圧倒的に良いのではないかと思った。ジャコメッティの像も素晴らしかったし。バーバラ・ヘップワースの像も素晴らしかった。もちろん、今回の展覧会の売りのロダンの接吻もよかった。

 

 全体的に言うと、彫刻がよかった気もするが、もちろん、油彩画の良いものも多い。素描も結構あって、それもよかった。ターナーのスケッチとか、ベーコンのスケッチとか、貴重なものを見られた。

 

 内容的にもヌードの変遷が体感的に入ってくる感じなのだけど、最終的に現代の方はテーマ性が高く、重たい内容というか、心に直接訴えかけるようなものが多いのが印象的だった。美術というものそのものが変わったんだなーという事を感じさせるような構成というか、もう戻れないのだとしても、どちらが良いのか考えさせられる内容だった。

 

6/ 6(水) 第7回「地域アートについて」(永本)

 

 前回のイベント編の一形態として、地域アートについて勉強した。

 

【概要】

地域アートがどのように成り立ってるか?が主。「地域アート」という言葉が藤田直哉さんの著書にルーツがあるらしいという事で、その本の内容にも触れて、前衛の話などもした。

 

というより、もはや、地域アートこそが日本の美術の本流みたいな面もあるのではないか?という事で、途中から日本の戦後美術史の話のようになった。

 

また、地域アートの話という事で、当然、北川フラムさん関連の話が多くなるのだけど、自分が谷川晃一さんのファンという事もあり、地域アートのルーツ的なものの一つとして、伊豆高原アートフェスティバルの話などもした(行った事ないのですが)。

 

【感想】

実体験で語れる部分もあったけど、相対的に言うと割と自分が疎い分野だった事もあり、勉強不足が際立った感も。実際、あまりアートフェスティバルとか行かないので、これを機に逆に興味を持った部分もありつつ。

 

pop-life-works.com

 

展覧会の感想

 

pushkin2018.jp

 

 モネの「草上の昼食」が来てるということで見てきた。ちなみに「草上の昼食」には色々逸話があるらしい。素人が説明するのも何なので、詳しく知りたい方は上のリンク先で。ということで。

 

 テーマ的には「フランスの風景画」という事で、風景画初期のロランの絵から見られたのは良かった。展覧会、コローあたりから一気に変わる印象。先日、ターナー展を見てたので、その記憶と重ねてて見つつ。

 

 全体的には、良品が多いけど、著名な作家の作品というより、むしろ、若干、知名度に劣る作家の良品が目立った印象。ロワールとか。もちろん、モネの絵は良いのが来てるし。セザンヌの絵とかも(「サント・ヴィクトワール山」の絵は)良かったんだけど。シスレーとかも。

 

 混雑はそれなり。結構、じっくり見られた。(質が良かったので、これから混む気もしつつ)

 

 あ、あと、個人的にロココ調の作品が見られたのもちょっと良かった。なんとなく最近、見たいなーと思ってたので(ヴァトーは無かったけど)

 

 全体的にコレクションがしっかりしてて、流れがわかりやすく、色々楽しめた展覧会だった。

 

 

www.tnm.jp

 

 こちらも見てきた。プーシキン美術館展を見てしまったので、時間的にほとんど常設の方は見られず。。。やはり、トーハクは広いな。。。

 

 内容的には、日本美術の流れを追った感じだった。最後が岸田劉生だったのが凄く良い。自分好みなオチ。

 

 全体的にも流れが体感しやすい展示だった。ある意味では、プーシキン美術館展もそうだったので、どうしても対比して見るところはあるかも。

 

 日本の絵は、結構、剥落したものが多いなーというのもその一つ。西洋画の堅牢なマチエールを見てしまうと文化というか風土の違いを感じずにはいられない。そして、最終的には岸田劉生の堅牢なマチエールの絵に至るのだけども。

 

 勉強的な内容のせいか、メモを取ってる人も多かった。勉強として、大変、為になる展示だったと思う。ただ、美術品として大満足かというと、そんなでもない。会期最後に行ったので、松林図屏風が無かったとかもあるけど。

 

 全体的にも目玉作品に後で常設で見られそうなものも多かったせいか、思ってたより、大混雑という感じではなかった。混んでたけど、意外と巻物とかもちゃんと見られたし。まあ、若冲のところだけは、やっぱり、混んでる感がすごかったけど。というか、絵の目玉としては、やっぱり、雪舟宗達若冲の部分が一番だったなーという感じ。岸田劉生は2点しか無かったので。(1点は近美で何度も見たやつだし)

 

 あ、曽我蕭白の絵もすごいよかった(いまリストを見ながら)

 

 

展覧会の感想

 

 前に見たのもまとめて。

 

 

taikan2018.exhn.jp

 

 後期のみ。ものすごく混んでたけど、開館前に並んで、最初の方はチラ見で飛ばしたので、途中からゆったり見れたし。見たいのは、ほぼじっくり見れた。

 

 全体的にヘタウマ感があるが、それが味になってるし。途中から円熟味を増して、すごい良くなってた。まとめて見たら、流れが体感的にわかる感じで色々思うところも多く、特に、日本の絵というものは?みたいな事とか考える時に重要な作家だなと思った。

 

 あと、常設の展示にある李禹煥の版画もめちゃくちゃ良かった。

 

 

www.2121designsight.jp

 

 ウィリアム・クラインの展覧会かと思って行ったら、全然違ってというか、ほとんど再構成された作品しかなくて、メインは色々な写真家のグループ展という感じだった。というか、パッと見で行ったので、よく読んでなかった。。。

 

 しかし、思惑と違ったものながら、写真は良いものが多く、特に沈 昭良さんの写真は最高に良かった。

 

 

 

www.spiral.co.jp

 

 今見てもおしゃれというか、カッチリしている良いイラストレーションだった。

 

 隣でHQさんの展示もやってて、そっちも見た。

 

 

第20回亀倉雄策賞受賞記念 「中村至男展2018」|展覧会・イベント | クリエイションギャラリーG8

 

 もう終わってしまったけど、見た。とても面白かった。

 

 

www.dnp.co.jp

 

 こちらも終わってしまったけど、見た。とても為になった。

 

 

 

 ざっくりした感想ですいませんが、一言メモという事で。