レビューとメモ

見た展示や動画などの一言レビューとかメモとか覚え書きのようなものです。

日記(佐藤忠良展の感想)

 本日もジョギング。走り出した時は陽が差していたが、走ってる時は少し曇っていたらしく快適だった。先週までは走り終わった後、とめどなく汗が流れていた感じだが、今はそうでもなく、身体の疲れも少しラクになった気がする。

 


 時間が空いた時に、お近くの館林美術館でやってる佐藤忠良展にふらっと行ってみたが、意外と面白かった。

 

 佐藤忠良の彫刻は野外のあちこちにあるのだが、割とホワイトキューブに立体が並ぶ様というのは見た事がなかったのかもしれない。というか、立体って何体も並んでるの見ると面白いよな。佐藤忠良展も前に大泉町とかで見たような気がしないでもなかったけど、ほとんどが初見な気がするし。単に置いてある彫刻を見て、佐藤忠良は大泉で見た事があるという記憶になってるだけなのかもしれない。というよりも自分の記憶が捏造されて、佐藤忠良は大泉にいた人だとすら思っていたのだが、実際は宮城生まれで群馬には思ったよりはゆかりも薄く、今回も宮城県美術館の作品が大半だったっぽい。そうだったのか。いや、大泉に野外彫刻があるせいか、この辺にいると佐藤忠良は馴染みのある感じだが、それは自分だけだったのかもしれないが、それもあって、何となく、あちこちの美術館で彫刻を見ると「お!佐藤忠良だ」と思う事が普通になっていたのだ(こないだの川村記念美術館にもあって、お!と思った)。あと、絵本の仕事もあったのだが、それも全然結びついてなくて、「おおきなかぶ」とか描いてたのだが全然知らなかった。そうだったのか。結構、意外。


 しかし、それにしても、こないだのホキ美術館でもちょっと思ったが、今時、リアルな女性のヌード像をまじまじと眺めるのって、どうなんだろう?という事をちょっと思わないでもない。いや、ホキ美術館は監視員がいなかったのでまだ良かったが、今回は女性の監視員がいる前で見てたので、どうなんかなーと思って。あんまり時代と合ってないような気がしないでもないけど。それで意外と欧米では具象が人気ないのかもとか思うが、逆に昔の人は何で女性のヌード像を野外に置こうと思ったのか?もはや意味が分かんないな。いや、男性のヌード像もそうだけど。欧米は何となくギリシア神話キリスト教文化の流れでそうなってたんだろうとか分からなくはないけど。というような事を思いつつ、そういう野外彫刻の話も色々読んだ気がするけど、理由は一つも覚えてない。というわけで、ググったら、小田原のどかの文章が出てきて、「答えは端的にこの国の彫刻教育にある」そうだ。

 

https://artscape.jp/focus/10144852_1635.html


 そうなのか。多分、自分のうっすらした記憶の一つに、あいちトリエンナーレの時の小田原のどかの文章もあったのかもしれないが、まあ、覚えてないという事はまた忘れるのかなとか思いつつ、意外と調べてしまっていたら、この動画に当たったが、視聴可能9/20まででギリギリだった。

 

shirasu.io


 うーん。見る暇あるかな。5時間もあるが(1.5倍速とかで見ると思うけど)買うかちょっと迷う。とりあえず、本の方は買ってみて、ちょっと読んでみているが、とりあえず最初の方は前述のリンク先文章と骨子は同じで、最近の事例も交えて広げたものという感じだ。

 

 と、まさかふらっと入った佐藤忠良展から、ここまで興味が別の方向に行くとは思ってもみなかった。見なきゃ分からんもんだな。


 他、カフェインレスアイスコーヒーの話とかも書こうと思っていたのだが、長くなってしまったので、それは覚えてたらまた後ほど。

 

 

朝起きて あると哀しい あごニキビ