野球もシーズンが終盤になってきたが、やはり、今年は大谷だろう。
オールスター前は「ボンズかよ！」というような異次元の成績を叩き出していた大谷だが、後半戦、割と収束してきて、さすがメジャーは甘くないと思うが、無論、今の成績を見ても十分素晴らしい成績ではある。
というより、最近は投手成績の方が実力に見合った感じに収束してきて、合わせると異次元すぎて頭が混乱するわけだが、混乱したついでに、今、捕手のペレスがホームラン王争いで追ってきてる所から、ん？これ？捕手のホームラン王と投手のホームラン王どっちが凄いんだ？という謎の想定も頭の中で起きてしてしまう始末であった。
ちなみに、日本での捕手のホームラン王は田淵以降出てない程レアだが、調べるとアメリカでのホームラン王は更にレアで、ジョニー・ベンチしかいないらしい。という事は今年、大谷がホームラン王を取るとしたら、投手のホームラン王と捕手のホームラン王の数が同数という事になるじゃないか！！
確かに考えてみると、DHの週一登板と捕手の疲労度はどっちがどうなのかというとどうなのか？誰も分かる人がいないんじゃなかろうか？いや、普通に考えて、レア度から行って、投手の方だろうと思わなくもないが、今後、２０年とか３０年とかかけた時に意外と２wayが増える可能性もありそうな気もするから、実際この先どうなるのか、結構、謎だ。というように、とにかく今、野球ファンとして、全く想定外の謎の時間を迎えていて、野球の常識が変わってしまっていると思う。
ただ、残念ながら、もはやエンゼルスが終戦してきてるのが残念だ。大谷の打席は楽しみにしつつも、チームとしての興味は来季に移りつつあり、見てるともはや大谷が投手を続けるのもどうなんだろうという気がしないでもない。こちらとしては見たいけど。しかし、ただただ、来季、トラウトと大谷が揃うの楽しみだなーと思いつつ、アベマを見る日々ではある。
大谷の来季に関しては日本の最盛期の2016の後の2017がイマイチだった事から、そこがちょっと気がかりではある。今年、絶対にホームラン王を獲って欲しいと思うのもそこが念頭にあるからな気はしていて、こんなチャンスがそうそうあるとも思えないというのもあるが、今でも何が起きてるのか謎すぎるので、来季も当然謎すぎて全く読めないというのはある。いずれにしても、2wayの真価が問われるのは今年というよりも来季になるのではないか。（疲労で翌年ダメになるとかだったら、誰も続かないだろうし）
収束といえば、日本でも鈴木誠也がキッチリ毎年のような成績に収束しつつあり、流石だなという感じになっている。ボンズ状態の大谷を見てた時は、同年齢でこれはあまりにも差がありすぎるので、これでメジャーに行くのは辛いだろうと思っていたが、この成績なら胸を張ってメジャーに行けるのではないか。筒香もここに来て上げてきてるし。秋山は今の所、ちょっと残念だけど、マエケンも故障してしまったし。丁度、年齢的にキツくなるくらいの頃だったのかもしれない。鈴木も行くなら早い方が良いだろう。
とはいえ、ここに来て、カープも坂倉が上げてきて、来季、鈴木、坂倉が揃っての１シーズンも見てみたい気もする。でも、カープの財政も考えると、今年行かせるのが、やはり、ベストかとも思う。ていうか、来季のエンゼルス、トラウトが復帰するとして、アデルとかマーシュとか、そのへん獲れないのかな。あのぐらいの選手が日本に来てくれたら、結構、面白いと思うんだけども（まあ、当人にしたら、日本には行きたくないだろうけども）
と、既に来季を考えてるのは、贔屓のカープも大谷のいるエンゼルスもほぼほぼ終戦しているからで、プロ野球の本懐は優勝争いであり、本番はこれからなのは間違いない。
そういえば、千葉ロッテに小窪が加入したので、それも楽しみだな。
